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インフィニットストラトス通し。

普通に見るならメカ物アニメとしては素多銅鑼(と勝手に変換した)よりかISのほうがまだしも頑張ってると思う。その二者を特に取り上げる必然性もないが、ネタ消費されるだけなのは流石に不憫かにゃあ。 つーか全体構成からして明らかに箒メインで話を作って…

戦火のナージャ

実際に見に行くまでは「明日のナージャ」と絡めたネタで感想を書くんだろーなーとか思ってました(原題は「エクソダス」です)。 すみません。ガチ。 以下は、タルコフスキーもろくに見てないロシア映画素人の感想です。が、しかし、嘘偽りない本音です。 本…

IS最終2話

11話では大爆笑していたが、12話は第2部いきますぜ! とゆー色気が目立ってしまい、のれなかった。 続編作るときは最終話なんざなかったことにしてしまう、ぐらいの暴走があっていいと思う。

スタドラ最終2話

コードギアス、というか谷口悟朗は悪い影響を残したなあ、もしくはコードギアスの欠点を綺麗に引き継いだなあ、といった。 ゴローちゃんの悪癖はインタビューでも口に出して言っちゃってる「群像劇好き」で、しばしば投げっぱなし・話に多少なりとも食い込む…

インフィニット・ストラトス 5〜10話

ペロペロペロペロ(以下100行略

スタードライバー 輝きのタクト

キラ星とかゆってるわりに、登場人物らがあまりはっちゃけない。アンニュイとデカダンと、あと言うほどもない単なる遅延で、殆ど全ての登場人物がほどよくダラけており、結局、その対比として相対的にタクトが輝いてみえる、というような位置づけ。あるいは…

インフィニット・ストラトス 1〜4話

「学園もの」は日本のオタク文化圏において「ロボットもの」「魔法少女もの」などと同じジャンル名で、つまり「学園」は「ロボット」や「魔法少女」と同じラインで語られる。ロボットのデザインが変遷するように学園のデザインも変遷するし、魔法少女の概念…

空の境界 矛盾螺旋

常識的に作るならこうなるだろう、というぐらいに懐かし伝奇チャンバラ風味というかマッドハウスもどきというか。 原作を読んだときは、ネタのしょぼさ、つまらなさにガッカリしたものだったが、アニメになってみたら意外とこのぐらいがバランスとれてる。理…

空の境界 伽藍の洞

ナスキノ当たりネタ「死の線」の劇場映画バージョンはどんなもんかというと、こんな。サクサクと切断される幻視を幾度も重ねてみせるといったあたり「どうやって絵で説明するか」が最優先されている。「死の線」についてはビジュアルノベルの月姫が、最初に…

空の境界 痛覚残留

すっげえつまらなかった。 なんだろうなこの「アニメっぽいアクション・破壊シーンとなると、あっさりそっちに引きずられます」的な。アクションだけじゃなく描写全般に渡って。監督もあんま見たことない人だし、派手なシーンで引っ張れそうな原作部分だから…

何の役にもたたない善意、というのは確かにあって。

たとえば、エロゲの、ビジュアルノベル作成エンジンとかで、立ち絵を自在に動かせるツールを開発してみました、とかそういうやつ。 まあ、そんなのは、エロゲ自体について、文芸でもなければ芸術でもない、単なるオナ ニーの道具だと誰しもが了解してるから…

たとえば、自分に、幼い娘がいたとして、

警察にすら、いつどのタイミングで停電になるのか、ギリギリになるまで知らされない状況が、この先、1ヶ月も続くとするならば。 交通事故や、その他のアクシデント、ささくれだった心理状況から生じる諸トラブルを恐れて、首都圏から離れるというのは、それ…

空の境界 殺人考察(上)

キャラデザの問題もあるのだろうが、なにより真綾の演技(表の式のほう)がギャルゲくさいことこの上ない。「空の境界」と「月姫」を対比した場合、ギャルゲーテイストが無闇に漂うのは「空の境界」のほうである(なにしろ、コクトーをめぐって超能力3ヒロ…

人の死のライトノベル的な量産体制について

いったい、人の死のどうでもよさ、人の死を情感をもってたっぷり語ってみせるテンプレな嘆きについての胡散臭さ、等々を滔々と述べた作品の書き手が、その死のセンセーショナルな要素をもってテンプレ気味に語られることになろうとは、なんて嘆きについては…

伊藤計劃『虐殺器官』

今しがた文庫版を読み終わった後、解説の絶賛ぶりに冷めた。 や。なんかこう、思うところがないわけではない。のだが、こいつら気持ち悪いなあ、というしかない解説および解説に取り上げられてるお褒めのコトバのほうが、ぼくの気持ちを萎えさせコトバを奪い…

キャラクターを蕩尽するという行為

毎度言っているが僕にとって谷口悟朗とゆー人はリヴァイアスの谷口でもなければコードギアスの谷口でもなく、もちろんプラネテスの悟朗でもガンソードの悟朗でもなく、舞-HiMEの谷口悟朗である。「サンライズ初の萌えアニメ」というキャッチコピーを背負い「…

フラクタル感想

あの片手落ち感はなんだろう、と思い。 人体改造への布石がまるきり欠けてるなあ、とか。ソラから落ちてきた少女がフィアナっぽく見えるシーンがあったので、余計に。 アニメの歴史において、別にサイバーパンクとか言わんでも強化人間とか山ほどいるわけで…

創作物の価値とか

http://bit.ly/hasM51 だいぶ酷いことになってる。http://togetter.com/li/86232この流れとか、ひでえよなあ。まじめに素朴に疑問に思っちゃったことについて語ってる流れだったのに(予想どおりではあるが)どんどん周囲にいなされていって、最後のほう、>…

キック・アス

おいらのゼロ年代(とゆーか21世紀)スタートはセガサターンでKanonの年越しプレイだった http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20060223 わけですが。 あれから10年経ちました。2010年もあと少し、おそらく、この10年間一区切りの最後に見た映画が、…

非実在青少年を想う

非実在青少年という言葉の響きに、僕がどれだけココロをときめかせたか、あなた方は知るまい それは、未来への扉だった それは、見失いかけていた、SFという概念を思い起こさせるに足る言霊だった それは、無限のフロンティアへと僕をいざなう、喜びと感動…

Angel Beats!は終わコン

年間に3万人なりの自殺者とそれに数倍する行方不明者がいるわけだが、彼らが死を選ばずに「俺が会社を首になったのは政府のせいだ」「恋人に振られたのは政府のせい」「経営してる会社が倒産したのは(略)」とか言ってたらなんぞ多少は変わったのかな、と…

Angel Beats!エア評論或は空の境界

キャス狐で式を倒しました報告。lV42。トライ回数15戦目ぐらい。かかったターン数は15ターンぐらい。つまり、15回も真綾にいいように嬲られ殺されたということです……! うは!なんせ基本システムは単純なジャンケン勝負だとゆーのに通常攻撃2〜3…

Angel Beats!エア評論或はFF5

さて。http://d.hatena.ne.jp/FXMC/あたり。ギャルゲーを無視して話をつなげる人のほうが触れてくれそうにないので、仕方ないが、90年代ハーレム路線の象徴的作品と呼べるであろうゲームについて、こっちで勝手に補足する。ファイナルファンタジーシリーズ…

Angel Beats!エア評論或はサクラ大戦はハーレムか

http://d.hatena.ne.jp/FXMC/20101017このシリーズ。トーナメントが行われてたりして活況を呈していた2001年ごろの葉鍵板では、シナリオ議論のスレとかあってね。そこでサクラ大戦を比較対象として取り上げようと提案したら「君はサクラ大戦でいったい何…

Angel Beats!エア評論或はえむえむっ!アニメ

えーと。>作中の登場人物が他の登場人物の死の意味を引き受けてしまったら読者が引き受けなくてもよくなるhttp://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20060623 まあ。つまりその。 作中の登場人物がヒロインに殴られる快楽を引き受けてしまったら、視聴者が引き受け…

Angel Beats!エア評論或は神のみアニメ

原作で既にリアルワールドの娘さんて魅力がないとゆーか、桂馬がリアル娘さんを攻略してる最中が話として一番つまらないわけです。 いや、所詮は単行本一冊分もかけずに攻略されちゃうよーな浅い設定の娘さんにさほどの魅力が生じようはずもない、という根本…

Angel Beats!エア評論或は某リライト

>目下、企画倒れで空中分解しそうなネタとしては、もちろん某いたる主導企画であるところのリライトがあるわけですが。http://twitter.com/oyomot/status/28387408981>ソースは。http://d.hatena.ne.jp/h_yamasaki/20101023#1287815158 え。それはつまり自…

Angel Beats!エア評論或はけいおん!!

最終話見たのでネタバレ。 最終話見て感動したとか泣いたとか何かややこしい感慨を抱いたとかゆー奴は金輪際信用しない、とか余計なことをいろいろ抱え込みながら見てしまっていて当然そーゆーことについてイチイチ気にする自分が一番それに該当するというい…

Angel Beats!エア評論或はPLANETS VOL.7

えー。とりあえずひとこと。 宇野うぜーwwwwwww いやまあ、井上氏がいっぱい関わってるというのもあり、正面きってゲームを特集で取り上げますよということで、買ったわけです。インタビューもたくさん載ってるしね。 けどさー。曲がりなりにも批評誌を標榜…

Angel Beats!エア評論或は世紀末オカルト学院

僕はかつてビリーバーだった。という程度では今さらここの読者は驚きはしないだろう。だがまぁ、ビリーバーだった。どんぐらいビリーバーだったかというと、歴史の授業のディベートで、文明の発祥について「人類は第五惑星人によって進化させられたのだ」と…