結構なベテラン勢参加で全体のレベルがやたら高い。
展開のフリーダムさも様々なら、結末の幸せの形も様々。
- 城鐘ナコ「クセつよゲーム?そんなの関係ありません〜断罪後の悪役令嬢は余生を静かに暮らしたい〜」
自立する女性の理想像、ヒーローとしての悪役令嬢のバリエーションも広がり続け、本作では婚約破棄断罪イベントで没落した侯爵令嬢が家事清掃に牧場手伝いにウーバーイーツに二郎店員とバイト掛け持ちしまくりで逞しく日々を過ごす。ちなみに舞台は現代ではなく(多分)ナーロッパ風近代宮廷風のどっか。ノリがいい。
- 宮本福助「死神と令嬢」
「見える子ちゃん」ばりに霊的存在が見えまくる令嬢が怨念渦巻く宮廷の瘴気と女癖が悪く女性の生霊を引き連れまくりの婚約者を処理しきれず結果婚約破棄されて幸せを掴む話。
超絵が上手いベテラン漫画家がかなりバッサリと大鉈を振るった感があって説明や展開は最小限で絵的に美味しくまとめてある。
- 八坂アキヲ「傍若無人王子をヨシヨシしてたら、どこに出しても恥ずかしくないヤンデレになりました。」
転生前はオカンだったので幼少期の駄々っ子王太子を母親の愛情で包んだら立派なマザコンになってしまい自立できなくなったけど、どうせ婚約者で結婚するし、まあいっかー、みたいな
- 尾羊英「私の知ってる童話じゃないけど!」
「今日からおまえの名はシンデレラよ!」という台詞を聞いてシンデレラの世界に意地悪義姉として転生してしまったヤバい断罪回避しなきゃと頑張るのだが、アレアレなんかおかしいぞ。
- 式部玲「顔だけと言われた悪役令嬢は死に戻って恋に惑う」
断罪処刑で時間巻き戻りやり直しで善行積む系テンプレ。
ちなみにゼロサムコミックスであるにも関わらず、「公式」であるはずのゼロサムオンラインでは作家名でもアンソロジー名でも各作品名でもヒットせず、情報が完全に削除されている様子。おそらく最新刊告知しかされない。一迅社や親会社の講談社は全体に各電子書籍アプリに丸投げ経費削減方向で動いてる気配で、既存単行本方面をフォローしてくれそうにない。pixivコミックで人気作品として上位ピックアップされてても重版かからないのがザラだし、その上に出版社で公式情報も出してくれないとなると、いよいよコミックスの先行きは不透明ぽい。

