Angel Beats!は終わコン

 年間に3万人なりの自殺者とそれに数倍する行方不明者がいるわけだが、彼らが死を選ばずに「俺が会社を首になったのは政府のせいだ」「恋人に振られたのは政府のせい」「経営してる会社が倒産したのは(略)」とか言ってたらなんぞ多少は変わったのかな、とか思わなくはない(それができないから死ぬんだけどさ)。3万x10年で30万人のうちの半分でも、別に団結はせんでええので都内周辺をうろついて、気が向いたときに「金よこせ」のプラカードでも掲げてたら、やっぱりインパクトはあるだろう。死ねば同情される彼らがふてぶてしく生き残って国に金をせびれば、自殺者カワイソスとかゆってる人たちも眉をひそめて寄生虫扱いしはじめるだろうし、そうなってくれば治安も悪化するだろうし。実際は東京都から浮浪者を締め出して視野から排除したわけですが。「コンビニでミネラルウォーターがあれだけ売れてるうちは日本はマシですよ」とは言うのだが、ミネラルウォーターを買う人たちというのは往々にして水を買う金がなくなったら自殺しちゃったりするよなー、とか。

 TVで放映してるアニメについて、なにがしかの形で金を払うとゆーのは、現状だと、やはり「払いたい奴が金を払う」のであって。まがりなりにも「無料」で見られる(実際にはTV機械とかアンテナ設置の費用とか、NHK(うええ)とか電気代とか、いろいろありますが)TVアニメについて「DVDを買うわけでもない奴がゴタゴタ抜かしやがって」とゆーのは、聞いてて気分のいい話ではない。もっといや、ネットに接続してゴタゴタと書き込むのだって、タダじゃないし。

 DVDを買うわけでもない視聴者が「Angel Beats!は終わコン」とのたまう権利はあってしかるべきだし、番組を見てもいない視聴者以前の奴が「Angel Beats!は終わコン」とのたまうのも、10年以上前のエロゲに自己正当化の理屈を求めて閉塞してるよかマシだと思う。それでアニメ制作会社が潰れるというなら「アニメ製作の現場が厳しいのは政府のせい」つってプラカードを(略)