2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

6月1日追記。

ごめん。別にキョンだけの話じゃなくて。キョンの韜晦のみ、みたいな言い方してる俺が間違えてる。 原作はそれぞれの連中が自分語りをするたびにハルヒやハルヒをめぐる作品世界の捉え方が目まぐるしく変わるていう作りで(ただの疏水には興味ない疏水さんの…

アニメ涼宮ハルヒ

最初は、一人称のひねた韜晦をシリーズ構成に引き受けさせた結果ちょっと宙に浮いた感のあるキョンの独白をどう扱うかに興味が集中してて(そのせいで2話のOP前の独白フル回転の立ち上げに耐え切れずにOPの途中で再生停止ボタンを押してしまったのだけ…

えと。

ttp://www.glocom.ac.jp/j/labs/azuma/project/game/ ttp://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20060410/p1 ttp://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20060511/p2 ttp://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20060526/p1 ttp://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20060527/p1 ttp://d.hatena.ne.jp/…

CLANNAD 比較対象となりそうなゲーム作品について

『ドラゴンクエスト』シリーズ 言わずと知れたジャパニーズ大作RPGの代名詞。4で勇者以外の視点による物語の複線化、5で家族の絆と血の繋がり(とりわけ父と子の間の絆を中心として)、6では地続きに繋がった現実世界と夢の世界の二つの世界を交錯させ、…

春萌

巫女さんの原画の人に敬服する。漫画でもイラストでもアニメでもあのインパクト出ない、という意味でノベルゲームオリジナルの表現を達成していると思う。 その他。 最初灰音さんの立ち絵が出てきたとき、うわ、どこの同人ソフトで7000円ぼったくるよ、…

CLANNAD

読者/プレイヤーそれぞれの良識や倫理観、思惑がそのまま反射されて帰ってくるようなタイプの作品。自分にやましいところがないと胸をはって言えてしまう人にはやましくなく、自分のやましさを過剰に意識してしまう類の人にはよりじくじくと、なんつーか富…

ウィザードリィエクス2 無限の学徒

http://www.michaelsoft.jp/wiz2/ WIZで学園RPG。 超能力者とか作れるので現代学園異能もできます。古泉一樹を作ったらロストしました。中身は昔ながらのWIZなので、元祖となりあわせの灰と青春が楽しめます。つーか全滅もロストも当り前のこの世界…

こないだから

『CLANNAD』についてちまちま書いてるんですが。今17kbぐらい。なんか僕の中のクラナドは凄くえげつない話になってしまっているんですけれども、誰か読んで間違いを指摘して怖い考えから僕を救ってくれないでしょうか。 いやホントに。 えーと、要するに…

私信。

まだDLできました。 http://www.kid-game.co.jp/kid/game/game_galkid/mmm/info.html 一番下のほう、マイメリのOP ”BUG?” 男性がステレオのRのほうを、女性がステレオのLのほうを歌う例の奴です。歌詞も1番だけ載ってる。英語の側の後半の歌詞が英語じゃな…

ひぐらしアニメ

昔の日記をひっくりかえしてて ■2003/12/17 (水) 月姫 その3 アニメについてはこちらの面子と飲んだときに 「毎週完結形式で、ネロやロアやさっちんに殺されるバッドエンドで終わる」 「次回予告で知得留先生が出てきて今回の行動は何が悪かったのか教えて…

関連。

美しい映像がゲームにおける報償として機能し、プレイヤーを動機付ける点で、このゲームはエロゲーににているといえる。 http://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20060501/p1 上でリンクした伊藤氏による『大神』の感想。

「ゲーム学」の確立を目指して――日本デジタルゲーム学会が設立

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/20/news001.html 自分は業界でも報道でも研究でもないんですが、見学に行ってきました。人が多くてびびった。 参考 http://d.hatena.ne.jp/kenjiito 役員の方のブログ。5月19〜20日前後に関連記事があります…

続き。ノベルエロゲーの男の子と女の子の二人がハッピーエンドになるには

上記の簡単な応用です。受け手が物語を見出すには、一人が主人公として死ぬ必要がある。ですので、「男性主人公から切り離されたプレイヤー」が死ねば、男の子と女の子は生き残ります。「死ぬ」というか、プレイヤーとして途中まではシナリオに半ば立ち入っ…

んーと。

基本的な考え方の流れね。僕がそういう順序で考えたというわけじゃなく、僕の思うわかりやすい順序。 まず普通に言葉で語られる「物語」てのは主人公ていう人間が一人いて、その人が「死ぬ」か読者にとって「どうでもいい」領域、社会常識の範囲内の「その他…

念のため

ここ三日ぐらい、携帯でもこっち覗いてなかったんで、その間に消えてしまった文章等には対応できないと思います。

ぱれっと『もしも明日が晴れならば』

http://www.clearrave.co.jp/product/mosiraba/down.html ここ何日かOPそのままのデモムービーばっか見てました。(上のリンク先でDLできます) 彩乃(委員長)って、OPだと珠美、彩乃、千早の順番で、カット的には均等な割り振りで登場するんです。珠…

「私は…、いらないの…?」 「明穂は、死んだんだ。もういない人なんだ」 「な…、なによそれ…」 「私っ、まだここにいるわよっ!! 勝手に…いないことにしないでよぉっ!!」 怒るのは、当然だ。 でも、これ以上引きずるわけにはいかないんだ。 「明穂…、成仏…

あと、逢坂大河をツンデレという言葉と掠らせるなら、それこそ文体の問題というか、視点の位置と絡めて語って欲しかった。

追記

>そういや大泉さんは東海村で被爆してるはずだがどうなったんだろう。 ご両親が被爆されて御自身は被害者救済の活動に参加されてるそうで、そのへんについての近況も少しだけ触れられています。編集者に萌えをテーマに書きませんか、と言われて「今そんな場…

うわぁぁ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20060510%23p1 なんか、いつもと違う人たちからえらい反応が。 http://d.hatena.ne.jp/paraselene/20060511/1147402777 しかもこの方まで。 てゆか、「おまえは俺か?」でそこを引用されますか…

日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)設立総会

http://www.digrajapan.org/#meeting

5月25日追記 その2

なあ、おまえら「ツンデレ」の意味勘違いしてないか? http://www.nyasoku.com/archives/50472521.html ギャップがあるのが萌えではなく、ギャップがあると思うことが萌えることなのだ。 http://d.hatena.ne.jp/imaki/20060518#p2 は上のスレに乱入して討議…

5月25日追記

なんとなれば、我々がそれを「(素直になれない/隠された)好意」として見出すことが権利上先行するのであって、そこに矛盾や対立や落差がある(彼女はツンデレさんである)と前提されたあとで、ツンだのデレだのがキャラクターの言動から思い思いに抜き出…

追記(5月23日)

なんか、某所で凄く真面目に反応されてるみたいなので一応追記。 1 「消費する」を使用価値、「作る」を交換価値と言い換えて「物象化」て言い方を持ち込んでも同じ話ができると思います。属性に呼び名を付けてネットみたいなのの言葉の交換、流通に投げ込む…

追記(5月16日)

参考。 http://d.hatena.ne.jp/imaki/20060513#p1 http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20050328 http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20050725 http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20051129#p4 http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20060201 http://d.hatena.ne.jp/tda…

5月14日追記

あーいや。 >自己の固有性の感覚(もちろん錯覚) が与えられるプロセスの話をしているつもりだったんですが。だから「見る人」を「観客」に書き換えたりしてたんで。 ・ ・ ・ 「固有性」はつまり「私」の揺るぎなさということで、それは「超越的な私」と…

さらに追記。

飛影=ツンデレ 蔵馬=素直クール てのを見つけたのだが、どうやらカップリング概念にスライドしてます。それって既に属性から遠く離れてる気がするんですけど。

かつてメイドや幼なじみや妹や好まれたとき、そこで問題となったのは承認や肯定であったろう。ツンデレが我々に与えるのは自己の固有性の感覚である。 http://d.hatena.ne.jp/imaki/20060510#p3 「出演者」から「観客」への変遷、という話かなと。 素直クー…

解釈A 「嬌烙の館」と同じ事をやりたかったけどそのままだとマニアックすぎるから後半をとっつきやすく普通に感動できるように演出してラストのアイロニーをアイロニーだと判りづらくなるようカムフラージュした。 この解釈では主人公のアクションに対する都…

大泉実成「萌えの研究」講談社

研究ていう名前だけど、帯には体験ルポってなってて、実際はエッセイ。 「消えたマンガ家」の人が軽いタッチで書いてるオタク入門書、みたいな。昨年の12月に出てるんですね。気づかなかった。 個人的に名著。てゆか、ええと、他人とは思えなかった。 本文…