2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

インフィニット・ストラトス 5〜10話

ペロペロペロペロ(以下100行略

スタードライバー 輝きのタクト

キラ星とかゆってるわりに、登場人物らがあまりはっちゃけない。アンニュイとデカダンと、あと言うほどもない単なる遅延で、殆ど全ての登場人物がほどよくダラけており、結局、その対比として相対的にタクトが輝いてみえる、というような位置づけ。あるいは…

『ベルヴィル・ランデブー』

同監督。日本全国ツタヤのジブリコーナーに行けば必ず置いてある。あなたがどれだけハヤオミヤザキの老害ぶりに眉をひそめようと、鈴木敏夫の山師ぶりを嘲笑おうと、高畑勲の金持インテリ左翼らしい鼻持ちならなさっぷりに唾を吐きかけようと、まーとりあえ…

『 Illusionist 』

傑作、珠玉と呼ばれる種類の作品。昨日から公開中。公式 http://illusionist.jp/

インフィニット・ストラトス 1〜4話

「学園もの」は日本のオタク文化圏において「ロボットもの」「魔法少女もの」などと同じジャンル名で、つまり「学園」は「ロボット」や「魔法少女」と同じラインで語られる。ロボットのデザインが変遷するように学園のデザインも変遷するし、魔法少女の概念…

空の境界 矛盾螺旋

常識的に作るならこうなるだろう、というぐらいに懐かし伝奇チャンバラ風味というかマッドハウスもどきというか。 原作を読んだときは、ネタのしょぼさ、つまらなさにガッカリしたものだったが、アニメになってみたら意外とこのぐらいがバランスとれてる。理…

空の境界 伽藍の洞

ナスキノ当たりネタ「死の線」の劇場映画バージョンはどんなもんかというと、こんな。サクサクと切断される幻視を幾度も重ねてみせるといったあたり「どうやって絵で説明するか」が最優先されている。「死の線」についてはビジュアルノベルの月姫が、最初に…

追記。ループとか。

ループが「作り手にとってのコカイン」かというと、今更のように「ループもの」が溢れかえってる現状でゆってもしょうがない、とは思う。 エロゲビジュアルノベル方面からの話でいうと、2002年ぐらいまでは別の時間軸とゆーか別のシナリオ分岐とかも全部…

魔法少女まどかマギカ 1〜10話。

さっきまとめて見た。台詞がつるつるしてて、とっかかりがないというか、わざとらしいほどキャラの個性がない。いつものことだが。あと、画面作りの大前提が「実感を欠いた絵づくり」になってて、それを真面目くさった台詞と連動させたいと、口の端を歪めた…

空の境界 痛覚残留

すっげえつまらなかった。 なんだろうなこの「アニメっぽいアクション・破壊シーンとなると、あっさりそっちに引きずられます」的な。アクションだけじゃなく描写全般に渡って。監督もあんま見たことない人だし、派手なシーンで引っ張れそうな原作部分だから…

何の役にもたたない善意、というのは確かにあって。

たとえば、エロゲの、ビジュアルノベル作成エンジンとかで、立ち絵を自在に動かせるツールを開発してみました、とかそういうやつ。 まあ、そんなのは、エロゲ自体について、文芸でもなければ芸術でもない、単なるオナ ニーの道具だと誰しもが了解してるから…

たとえば、自分に、幼い娘がいたとして、

警察にすら、いつどのタイミングで停電になるのか、ギリギリになるまで知らされない状況が、この先、1ヶ月も続くとするならば。 交通事故や、その他のアクシデント、ささくれだった心理状況から生じる諸トラブルを恐れて、首都圏から離れるというのは、それ…

空の境界 殺人考察(上)

キャラデザの問題もあるのだろうが、なにより真綾の演技(表の式のほう)がギャルゲくさいことこの上ない。「空の境界」と「月姫」を対比した場合、ギャルゲーテイストが無闇に漂うのは「空の境界」のほうである(なにしろ、コクトーをめぐって超能力3ヒロ…

人の死のライトノベル的な量産体制について

いったい、人の死のどうでもよさ、人の死を情感をもってたっぷり語ってみせるテンプレな嘆きについての胡散臭さ、等々を滔々と述べた作品の書き手が、その死のセンセーショナルな要素をもってテンプレ気味に語られることになろうとは、なんて嘆きについては…

伊藤計劃『虐殺器官』

今しがた文庫版を読み終わった後、解説の絶賛ぶりに冷めた。 や。なんかこう、思うところがないわけではない。のだが、こいつら気持ち悪いなあ、というしかない解説および解説に取り上げられてるお褒めのコトバのほうが、ぼくの気持ちを萎えさせコトバを奪い…