ひぐらしアニメ

昔の日記をひっくりかえしてて

■2003/12/17 (水) 月姫 その3
アニメについてはこちらの面子と飲んだときに
「毎週完結形式で、ネロやロアやさっちんに殺されるバッドエンドで終わる」
「次回予告で知得留先生が出てきて今回の行動は何が悪かったのか教えてくれる」
「次の週には何事もなかったかのように選択肢を選びなおすところから話が始まる」
という「月姫アニメの正しい作り方」を提案されまして。
あるいは元ネタがあるのかもしれませんが、要するにロボットや都市が深刻なダメージを受けても次週には復活しているロボットアニメと同じだと思えばいいわけです。類似の形式で連載ストーリー漫画がありますが、前回と同じシーンを台詞や展開を微妙に修正してやり直す手法、例えば手許にあるのだと「鉄鍋のジャン」が典型的です。
こうした連載漫画の「展開や設定の都合のいい部分だけ採用して残りは忘れる」手法は読む側の訓練で成り立っているのか1回ごとの起承転結のリズムに従っているところが大きいのか俄かには判断しがたいけれども、短期サイクルの快楽原則に従って成立してることには違いない。
では、ノベルゲームにおける「セーブして途中からやり直す」という行為はそこに当てはめられないか、そのような視点の下に前述のアニメに対する感想が出たわけです。

おおこれ、ひぐらしアニメを予言してるじゃん、とか思った。この形式で『月姫』作り直してくれんかな。