地下とか蜂蜜ぶちまけた人たちの行き場なわけで

 エロゲに凌辱だの嫉妬だのと上等の料理に蜂蜜をぶちまけるがごとき思想、とか自分では割としょっちゅう書いてた気がするが書いてないね。書いとこう。

 あとはまぁ。

・エロゲ主人公たるもの凡そ総ての言動は前戯たるべし、前戯は本番足るべし。

・エロゲヒロインに人格など不要。よってキャラクター性も不要。

 は、常識として。

・泣きや鬱はヒロインが個人としての人格を主張する事態を指すのだろうが、当然そんなもんは不要。刃物を振り回す暇があったら媚び台詞を言うべき。

・愛だの恋だのについては、人が人を好きになる過程を描く個人ごとのストーリー性の獲得を指すのだろうが、ストーリーなぞいらん。最初から好感度MAXベタ惚れ一択。

・萌えは人格と外装の分離を前提にした外装による主張、要は内面性の確保にあたるから必要なし。

 といったところだろうけど。

 なんか、エロゲとして当り前のことだと思うのだけども。

 そも。エロ描写で国家が揺らぐか、だが。そおいうものとしてのエロゲ、として「さくらむすび」があるのだと思ったが。一生かけて「ストレスフルな現実」とやらから目を逸らし、完全ご都合主義純粋培養美少女とただひたすらイチャイチャエロエロのみを貫徹する胆力が貴様らプレイヤーにあるか? それとも青臭い悲劇に浸ってその気になってりゃ満足か? それでいいなら一生モニターの前で一人座ってればいいんじゃねえの。ご都合主義の究極を求めるなら、どこまでも(廃人生活の)高みに行くぜ。

 と。

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 凌辱エロゲというのは、その「ヒロインという人間の人格存在の社会性や実体性」に拠るしかない時点でよーするに「社会派ミステリ」で。ここに「レイプされてるうちに感じるようになる」という未来への可能性を付与すると、つまりハードSFなわけだが。

 それはそーゆーものとしてまぁ、頑張ってればいいだろうが、そーゆーものとして頑張るとゆーのは社会にコミットメントする回路を探り続けるとゆー態度なので、「フィクションだから現実と関係なく自由は保障されるべきだ」とかそーゆーのは単に書く根拠を無くしてスノブに形式をなぞってるだけで。そんなんなら20年サイクルで昔のエロゲをローテーションしとけば解決するので新しいシナリオとか必要ない、という話を教えてやれよ周囲。業界人に片足突っ込んでる面子ばっかだとそれすら言えなくなるのか。