アニメとエロゲの話しかしない紳士たち、というわけだ

 なんつーか、そんなことすら教えてやらなかった周囲のオタ連中の紳士っぷり・教わろうとしなかったオタコミュニティへの配慮ぶりてのが、いったいどんなだ、というのが苛立つよな。それぞれに個別の社会経験を踏まえてるであろう、いい年齢の大人どもが、雁首揃えたあげくに、社交辞令交わすのにだけ夢中で、お互いに年収だのシャカイ知識だのを晒すのが怖くて、ていう。どんだけカースト差別意識溢れさせつつクビつきあわせてんだオタクども、と。

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 現実問題として、価格競争〜つまりは安いものが買いたいという客の要望〜によって、コンビニは、システム上の欠陥を指摘されてしまった。今の時代においては、既に出来損ない或いは時代遅れのシステムになった。これは、潜在的に続いていたのが今さら顕在化しただけの話なのは言うまでもなく。

 もともと日本のコンビニを切り開いたセブンイレブン〜朝の7時から夜の11時までという、当時としてみれば法外な営業時間そのものを名指す名称〜は、深夜営業のラーメン屋や夜鳴きそば、あるいはアサイチのパン屋などの受け持っていた、特殊な時間帯に対して「どの時間帯であっても同じサービス」つまり、早朝や深夜の時間帯において、「相対的に安価で、相対的に品揃えの豊富なサービス」を提供することからはじまったのであって。その方向性は、今に至るまで、実は変わっていない。要は買い物タイムに効率的に買い物をする時間の余裕がない人たちを相手にしている。たとえば行楽客に対しては、行楽地の出店の200円のフランクフルトや200円のジュースに対して、100円のフランクフルトや150円のジュースを売る。均質さが、相対的な安さを演出してきた。それは、均質な日常に対し、祝祭空間や夜のお仕事(日常外の非サラリーマン的な業務)が対比されるからこそ、だった。そういう部分で稼ぎ、イメージを獲得していくことで、コンビニ弁当や24時間おでん販売のような、効率レベルでいうとかなり原価的にみて困難な代物を立ち上げ、成立させてきた。

 で、もう、それだけで、日本全国どこでも通用する時代じゃない、というだけ。異常なレベルの出店ラッシュで似たような業種が食いつぶしあってるんだから、普通の商売でみれば末期なんだけども、それを無視できるシステム(リスクバランスが販売店側に傾きすぎてるフランチャイズ)で、行き過ぎても調整がつかなくて、どのあたりがバランスの均衡だったのか判別つかんのさね。