メガミマガジンと娘TYPEはここんとこ買ってます

 生徒会ピンナップのためだけ。さておき以前に買った1月までの劇場優待券が残ってたので、なのはを見る。2時間前に窓口に行ったのに「A列は今、埋まりました…あ、こっちも別の窓口にとられて…」と、あれよあれよと隅っこの席に追いやられ、劇場はもちろん満席。気になったので上映直前にざっと劇場内を見て回ったところ、8〜9割がた成人男性、他に女性客や子供づれの母親、あと中高生男子も目だった。隣にいた中学生3人組はPSPでA’sプレイしつつヴァイスシュバルツの話題で盛り上がり、今回劇場版のバルディッシュのデザイン変更に怒りをあらわにしてた。あと右どなりの女性客がラストの別れのシーンで泣いてるのがきこえて自分の汚れっぷりと比較して落ち込んだ。

 TVシリーズは前に書いた

http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=473384&log=20060916
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=473384&log=20060917
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=473384&log=20060919

ように、なのはやフェイトの魂の絶叫など見たくもないので、そういうのが好きな人には向かないという話なら安心して見れそうだと思った。のだが、

田村ゆかりの演じるなのはの声がキモイ
・なのはのキャラデザが好きになれない

 という。冒頭のモノローグでいきなりドン引き。もう時代についていけない。

 なのはが完全に連邦の白いモビルスーツで、完全に「MS少女」にシフトしちゃった、それも元祖MS少女だと女の子のコスプレかMSの擬人化か判らないような位置づけだけど、今回のなのはは徹頭徹尾ロボ。どう見てもロボ少女。ダメージ受けてメカ故障エフェクト出して。一方フェイトもMS少女化してんのかなーと思いきやそっちは魔法少女というかフツーに魔女だけど、まぁ「魔女っ子」の領域に留まってて。
 つまりこれは、TV版で「なのはとレイジングハートの、人間と機械の間の絆」ネタがあったけど、今回は「ロボなのはと人間フェイトの間の絆の物語」、<s>勇者シリーズ</s>ゼノグラシアなんだな、と。んで、その延長でエロゲシナリオに帰ってきた。つまり、無個性で半ばシステマティックなヒロイン攻略マシンであるエロゲ主人公とほぼ同質の、ヒロイン=フェイト攻略マシンである、なのは。実際、後半クライマックスになってからフェイト関連の回想シーンの追加が多くて、フェイト主人公、フェイト一人舞台、にしか見えない。つーことは2ndは、はやて攻略シナリオなのね…。