世界人類が早いところ滅びますように

 大体、世の中の半分は人類が明日滅びますようにと内心願いつつ日々を精一杯生きてるのであって、二次元の女の子がかわいくて神聖で現実の己が醜いなんぞ今更。二次元の女の子に縋るというのはどうのた打ち回ろうと触れられず声もかけられないところでかろうじてそこにいてくれることを信じられるという程度の距離感のまま最初から最後までくもの糸一本に掴まることもせずただ中指でつるつると糸を撫で続けるものであり(俺は結局のところ最初からそういうふうにしかそれらを行なっていない)、その前提で導かれるのは、どうすれば二次元の女の子が穢れたりひどい目にあったり悲しいことがおきたりしないようにできるかという問いかけであって、そうしたら「悲しい目にあいました」などと誰も書かず書けず書くことを望まず誰も読まず読めず読むことを求めない世界の到来を目指すのが普通だ。そのために誰も悲しいことが思い浮かばない社会の到来というのが一番面倒ごとが少ない形で実現できるだろうから一般社会的であるような生活を営む。他の手段としては陵辱泣き鬱エロゲ禁止・フィクション禁止・物語禁止とかは禁止するだけその手のを珍重して拝むバカが出てくるから長続きしない(そうじゃないというなら創作禁止は実に素晴しい行政判断だ)し、人類滅亡はユートピア社会到来の次ぐらいに望ましいがユートピア社会到来より難しい。鍵ゲユーザ狙いの自爆テロは人生の最後が近づいたらアリかもしれないと思って一応保留中。