皮肉なんだか羨望なんだか

>性描写にタブーの少ない少女漫画をよく読むため耳年増な由良には、『大人』という言葉の意味が分かった。『悦び』の意味も……。

(さかき傘『メディカルシスターズ』二次元ドリームノベルズ 2005年9月)

 今更だがエロ小説に「性描写にタブーの少ない」って書かれるのもどーよと思わなくもない。まぁ、ロリ物エロ漫画でも「エッチに至るきっかけアイテム」の定番になっちゃってるけど。もしかしなくても現実の犯罪事件の動向にアンテナ立てて発売タイミングを見計らうのが日常業務っぽいエロ業界的に、いつでもやりたい放題に見える少女漫画のそれはルサンチマンを抱く対象だったりするのかなーと。

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 そういや、こないだ川崎駅前ブクオフの少女漫画コーナーで棚の前にずらりと並んだ立ち読み少女(土日の午後は立ち読みで身動き取れません)の列で、一人だけページを心もち狭めて読んでる子がいたので後ろから覗き込んだら克・亜樹のエッチシーンで。やまうちさんの尻にすら妄想を抱く僕ですからもちろん「こんな本を読んでるなんていけない子だねハァハァ」なエロシチュの実現可能性を検討しましたが。周囲の女性群や店員に「いや僕は漫画みたいな現実離れした台詞を実際に使ってみたくて堪らない性質であって本気でどうこうしようとは考えてないんだ」という説明が通用するとも思えず断念しました。所詮ヘタレです←結論