舞-HiMEになります。大枠。という話をしたら「嘘だッ!」と言われた。
『舞-HiME』が「萌え」で、『スクライド』が「燃え」って感じですね。いわゆる「燃えるアニメ」や「萌えるアニメ」ではない。
「燃える展開」とはメタフィクション的ちゃぶ台返しのことです。「萌えるキャラクター」はメタフィクション文法と相容れない単一世界内に定住する存在です。
「スクライド」は「萌えるキャラクター」が描写されている文法に近しい。「舞-HiME」は「燃える展開」の文法に近しい。「燃え」と「萌え」が、通常と入れ替わっているわけです。
入れ替わっていますから、居心地が悪いです。男の子に少女漫画を読ませ、女の子に少年漫画を読ませるようなものですから。
逆に、通常「萌え系」を避けて通るタイプの人は「舞-HiME」に引っかかりやすくなるでしょうし、「燃え系」文脈に依存しない人も「スクライド」に引っかかるでしょう。
僕はどっちつかずなので、どちらにも引っかからないというか。