舞HiMEの設定

アニメのほうは最終回とワンセットになってるのですけどね。
理不尽な「悲劇的展開」に理不尽な「ハッピーエンド」で差し引きチャラ。その間、作中で支払われた登場人物たちの涙やら痛みやらなんやらについては「一定の客層をガッチリ掴んで作品を商業的に成功させ、より多数にアピールするための必要コスト」と見なす。そうして作中登場人物らが全員いつまでも幸せに暮らしました、な「舞HiMEワールド」が立ち上がる。そういう作品です。モラトリアムな空間の維持にはパトロンが必要だからね。で、一旦「○○ワールド」(帰還するための場)さえ立ち上がってしまえば、あとは適当なメンテナンスで維持されていく勘定。