5月4日追記

  • リンクをたどって、未だに「なぜ削除したのかわからない」ていうのを見かけます。それを言うなら、「なぜ登録したのか」は何故、問い掛けないのか、というのも不思議なんですけどね。多分、「作る」のには違和感が無くて「消す」のには違和感がある、ということなんでしょうけれど。何かを作れば、その分だけ他の何かは消えます。その逆も同じ。新曲が出れば古い曲を聞く頻度は減る。近所のレンタルビデオ店が閉店すれば、オンエアされてるTV番組を見る時間が増える。作ると壊すは表裏一体、て漫画の悪役の台詞で見かけません?

 

  • アレは、その中途半端な説明は割かしどうでもよくてね。まず単語の構成そのものにおいて個人と集団との関係を全く躊躇無く結びつけてしまう、それが一番問題。この手のは見出しとして使いやすい、てのが条件だから。そういう「見出し一発でわかる(ように見える)、使いやすい意味用法」によって使われるのが当り前。ごちゃごちゃと説明を長く書けば書くほど、多くの人は読まなくなります。携帯電話の説明書、クレジットカードの契約書、無駄に長い説明は、読まれないことを期待していると言ってもいい。そして短絡的に使うことを間接的に援助する。

 

  • 正直、あのバカどもは本気でどうでもいいんだわ。要するにちょっとケツ蹴飛ばしてほんの少し居心地が悪くなったら、もうそれだけで「もういいや」て捨て台詞吐いて逃げ出すしか能がないんだから。そういう業界ゴロてのは何処に行ってもいるし、そいつらを実業のほうで相手にする気はさらさらないしな。相手にしてくれないとわかったら別の業界に逃げて「いや、あの業界はもう駄目ですな、まるで進歩しようとしない」「新しいのを認めようとしないんだよな」とか適当に捨て台詞を抜かすだけだから。*1まあ、価値観の相違って奴でお互いに見下しあって自己正当化できて、精神衛生上もよかったよかった。

 

  • そっちが問題なんじゃない。あのね、言葉ってのは、きちんと供養しないといけないと思う。そうしないと化けて出る。京極堂じゃないけどさ、そういうもんで。学術用語として出たなら、学者さんの手順によって。酔っ払いがちょいと盛り上がって「よし、いっちょやりますか」て路上で裸踊りとかやり出すんだったら、同じ目線の酔っ払いのクソ親父として相手をしてやらないといけない。「俺、次元が違うから相手にしてらんないっスね」とか言ってると、より低い立場の誰かに、とばっちりが行くんです。人生何にも知らない中高生や大学生が何にも考えずに使って、他人を傷つけるかもしれない。自己正当化の適度な濃度を知らずに自滅してくバカ学生がいるかもしれない。そういう存在するかもしれないし、存在しないかもしれない、彼ら彼女らのほうが俺にとっては大事です。

 

  • あの連中は今更言っても直らないし、放置しておけばいい。「冗談のつもりなんです、だからいいじゃん」て、世間では言わない。まあ、小学生のレベルの言い訳だよな。どういう経緯であれ、相手が本気の素振りを見せたんだったら「冗談のつもりだったんですが、気を悪くされたなら謝罪します/訂正します」てのが、社会人の一般的な社交辞令、挨拶、対応。それが出来ない連中は怒鳴ろうが嘲笑おうが放置しとけばいいんです。ちなみに俺は以前に似たような形でネットの相手を怒らせたとき、徹底して俺は冗談で言ったんじゃない、あんたのためにもこれが正しいんだ、と相手をこっちの言う理屈に洗脳しようとしましたが失敗しました。あのときはホントすんません。えーと、俺一人の正義が相手を怒らせたんだったら、俺一人の正義が通るように世の中の全部を変えてやれ、というのは正しいと思ってますが何か。

*1:売り込みに、もしくは新規開業の相談に来た人に前の職業を聞いて、その手の言い方をするようだったら、注意しておきましょう。悪質ブローカーまがい、夜逃げ常連の可能性大です