小説

村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」新潮文庫

まだ読みかけなんですけど、どうしても書きたくて。 まあ何ですか。いいかげん、麻枝ちんに影響与えましたという代物ぐらいは読んどきますか、という感じで買ってきまして。開頁1番、 地図がついている。 バンバンバンバンバンバン(3分間悶絶) …いやあ。…

京極夏彦「陰摩羅鬼の瑕」

ここんところで推理小説をダシにバカ話を書いてたらフラグが立ったので読む。 …うっわー。超微妙。 えーと、今回はいつにもましてグダグダです。 基本的にあたしは他人の感想を気にする人で、というか誰か一人でもいいから感想を書いていてくれないと感想を…

グレッグ・イーガン「万物理論」創元SF文庫

TOEの中身がなんで十次元なのかとか核の部分の基本的な知識に欠けていて全然わかんないので楽しみようがありません、以上、で済ませたいんだけど、中身がわかんなくてもイメージだけはきっちりと描写してくれるイーガン先生の力量に力技でねじふせられて…

グレッグ・イーガン「しあわせの理由」

さすがに「祈りの海」「順列都市」あたりを読んだ後ともなると手法にも慣れて心構えみたいなのが出来てくる。 で、その心構えにスポッと入るのでめっさ普通に読めた。変なもの思いつくのが仕事なだけあって変なものには事欠かないんだけど、その「変さ」を一…

グレッグ・イーガン「順列都市」

イーガン邦訳の中では今のところ一番面白い。 順列都市って言っちまえば死後の世界(つまりフィクションの世界でもある)なんだけど、そこで行われてることの全て手順が決められてるのが楽しいわけ。あれを「無限に勘定できるんだから何だって可能だ」とやら…