鬼滅映画は見てないけど言いたいこたわかるんだけども

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上記事。

TVシリーズは見たのと。あとまあ”BURN THE WITCH”を映画館で見ててまあ似たようなことやってるんで。

そんで”BURN THE WITCH”だとコメディ的なやり取りを挟むことでマンガでの小気味よさよりかは冗長ぽさが生じてるんだけど、”BURN THE WITCH”っていうか久保マンガのちょっと気怠くしときたいユルさがそれで逆に上手いこと生じてて面白いなーと思った。

そんで鬼滅のTVシリーズのほうもなんだけど、次回予告の大正こそこそ噂話のユルさをあえて原作から拡大して投入してるあたりバランスとしては原作を緩さの側に引っ張ってて、たぶん雑誌アンケート調査で思った以上に低年齢層にウケてるのも事前に理解した上で、ノンビリした作りにしたんじゃないかなと思ってた。

映画はどうなんだろね。そもそも原作からして主人公にしても鬼殺隊のメインメンバーの心理の動きはおよそマトモじゃないので常識的な心の動きで解釈することが憚られそう。

あと時間の「伸び縮み」というとらえ方が気になった(これが一番言いたい)。まあ人それぞれの感性なのだが、マンガの「時間」は一本じゃなくて何本もあってバラけてて、繋がりを追いかけられるものではそもそもない。

太さも長さも様々な糸を縒り合わせてなんとなくで一本の綱にしてる感じだろうか。分け入っても10mの長さの綱に10mの長さの糸はまず存在しない。1mや10cmや5cmの糸の集合体のようなもんだと思う。あえて時間という物差しで言い直すなら拡散的で立体的な時間だ。