とりあえず凛子から

 買いなおした。

 丹下桜

 <a href="http://www.cuffs.co.jp/04_Garden/">『Garden』</a>がいろいろ挫折した主要因のひとつにはテーマを屍姦にしたあたりで周囲(プロデュース側とか流通サイドとかライター自身とか)がついていけなくなったんじゃねえかと推測してるのだが、およそ小天使というか神の領域に突入してった桜サマについていけず脱落していった皆様方におかれましては、凛子とチュッチュするという行為は魂レベルで屍姦気分に浸れる機会だったんじゃなかろうか。ロートルギャルゲーマーの青春カムバックなどと気楽な話でないことは確かだ。

 収録量が半端じゃなく多いのは確かで、台本の読み合わせが追いついてないままイントネーションがおかしい台詞もちらほら。実質「棒読み」だなこれは、といったのもそれなりに。それらと相まって、俺はいま丹下桜という死体とセックスしているのだ感はすさまじい。

 そのような形を望んでた俺は、確かにある。さくらちゃんを愛する以外の選択肢は存在しないのが大道寺だからだ。首に愛する人の骸骨をぶら下げるがごとくDSを持ち歩き、死に浸された性生活を過ごす。ぶらりぶらり、力なくぶら下がった手をとりあげてダンスマカーブル。

 あるいは、死者復活の儀式か。