アダルトDVD(実写)を買ってくる

先日読んだ「エロの敵 〜今、アダルトメディアに起こりつつあること」で、ビデオについてのレビューを読んでて、なんか予想外のところでエロゲーと似たようなこと言ってるんだなあ、と思って関心を持った。
具体的には販売ビデオが普及すると男優が画面から排除される率が高くなったとか、80〜90年代初のサブカル性の強い作品が実用性の高い作品に駆逐されたために「昔のAVのほうが面白かった」と言われがちだとか。
で、そんなことはない、面白さとエロさが背反するという思いこみを取り払えば実用性を追求していった結果としてのエロさと面白さがある、という流れで現在活躍しているAV監督や女優の紹介をしているのだけど、それはまあ、俺においては同級生のフラグ潰しや菅野ゲーの物語臭さや麻枝ゲーの文学臭さよりか、現在のトノイケダイスケシナリオのエロに徹する路線のほうがよほど面白いてのと繋がるなあ、と思ったのである。

んで買ってきた。

タイトルは特に控えてなかったのでその場で適当にセレクト。言うまでもないが、私は実写アダルト動画とは無縁の人生を送ってきた。社会人になるまで自室にあるモニターはPC88・98だけだったのだから、ポルノといえば紙だったのである。もちろん漫画。ビジネスホテルのAVを見たこともあるが、知ってると思うがアダルトチャンネルの放送スケジュールは複雑で見たい時間に見たい番組が流れているわけではなく、結果、ネットで見た動画や深夜映画の何やかや含めても、両手の指で数えられる回数ぐらいしか動く実写の裸に触れたことがなかったのであった。

で。

飽きる。

つーか、コストパフォーマンス悪い。エロ漫画を知る前は妄想だけで大概のことは片付けるのは当り前、エロ漫画だって300円の古本で10話分のストーリーエロが載ってるってのに、なんで2時間もダラダラ見なけりゃならん。深夜に見たバーホーベンの全裸姫がコンパクトで一番エロかったなあ。

冒頭の、女子高制服の上から10分ぐらいずーっと触ってる、てのが一番良かったと思う。裸はあまり面白くない。(念のため言っておきますが、私は三次元でもちゃんと勃 起します)