ワンコとリリー

いちおう、プレイはしてるんですけど。

トノイケダイスケのは、毎度のことながら、十分に満足してしまって余計な感想なんか必要ないなあ、と思ってしまうのですが。

今回とりわけ思ったこと。この人の言葉は、小説やシナリオというより、詩です。小説が詩でないわけでもないのですが。
それで、作品のシナリオ全体としては、詩じゃなくてちゃんとシナリオになってます。

わけがわかりませんね。

えーと。
http://www.cuffs.co.jp/wanko/download/index.html
で、OPとEDがダウンロードできるんですが。
今回、本編をやる前にOPを先に聴いててですね、まあ、エロゲらしい、ありがちで陳腐な歌詞であることよなあ、とか、ごく当り前のように斜に構えた態度だったんですが。シナリオ終えてから聴いたら「この歌詞以外ありえないに決まってたじゃないか」とかいって、何度もリピートしているのでした。

話はかわって。

第1回目のプレイ時に神社での独白で笑い出してしまって、笑ってるうちに泣き笑いになりまして。「思わず」というわけでもないんですけど、僕の場合、基本的に「ここは笑うべきだ」とか「ここは泣くべきだ」とか判断が先行してスイッチ入れることで笑ったり泣いたりしてるんで。判断自体は多分に直感的なものなんで「思わず笑った」て言い方も間違ってはいなんですが。

とまれ、結果的に出力されたリアクションを総合すると、トノイケダイスケの、「水月」からこっち書いてる言葉の変わらなさに笑ってしまい、笑っているうちに、どうやったってそれは何度も繰り返し書くしかないじゃないかといって笑い泣きになりました、みたいな。