加速装置っ!

サモンナイトエクステーゼで(呪いでもなんでもなく生まれつきナチュラルボーンで)喋るスピードが物凄く遅い人がいて、加速の魔法をかけてやることで通常のスピードで話せるようになる(そんでお礼にアイテムくれる)、というイベントがありまして。
彼は「お喋りがこんなに楽しいなんて!」と大喜びしてくれるのです。

一方僕自身の経験としても、昔、G大のSF研で1年目の9月か10月だったか、S坂さんという女性に「キミは喋るのすごくゆっくりしてるよねえ」とのんびりした口調で言われたので「いやぁ、喋るスピードぐらい自分で調節できますよほらほらこんな具合に」と言ってる間に喋る速度スピードアップしてみせたら驚かれました。それ以来あの場所ではスローペースで喋るのがなんとなく出来なくなって、なんとなく慌しい喋り方になってしまった気がします。一発芸のリスクで喋り方が慌しくなってしまったとしたら結構悲しい話ですが(貧乏ゆすりも爪を噛む癖も似たような経緯で身に付けたあたり俺ってつくづく自己暗示みたいのに弱いよな、とぐんにょりですが)、僕の喋り方って高校のときと大学以降で変わりました?

まあなんだ。某所でディスコミュニケーションで言語がどうとかいう話しかしないので、そこでゆってるコミュニケーション/ディスコミュニケーションて同じ時空間を共有してるの前提になってるよね、て話は誰もしないのだな、と。当り前すぎるのか。今木さんならここでマップスの話を(リープタイプ宇宙船とか銀河伝承族とか珪素生物とか)一通り開陳してくれるはずなのでそっち方面はタッチしないけれども、それぞれが異なる時間にいて記号のやり取りでは同時というのはありえなくて、という話ぐらいしてもいいのに、と思った。
あと今思いついた(のか思い出したのか)けど複製時代とかゆってる連中の「複製」って「同時」をばら撒く、ってことのはずだ。たぶん。時間は空間だからモノによって「同時」だったり「同じ場所」だったりするんだけど。