まんが文法というフィクション

だからまず、意味が「伝わった」という経験が先行しており、文法は後からそれを分析して構成したものです。この順序はひっくり返りません。

それが機能すると考えたり、文法が一般化できると考えたりするとしたら、それはあくまでもフィクションです。フィクションに、ある種の実用性がないわけではありませんが、厳密に考えるならば、そこには何も保証されたものはありません。

http://homepage3.nifty.com/sasakibara/comic/comic08.htm