バタフライ・エフェクト

ギャルゲーの主人公が幼馴染キャラを攻略しようとして、バッドエンドに突入してはセーブポイントからやり直すんだけど、攻略難度高くてちっともハッピーエンドに辿り着かずに変な方向にストーリーが展開しちゃう、て話。(本当)
 
いや本当に上の粗筋の通りなんだってば。やべ、もう書くことないぞ。
えーっと。
役者はそこそこ普通なんで見れなくはない、かな。ママさんがラブリー。画面効果はいまいちカッコ悪い。
シナリオ構成。うん、ひどい。散漫にして傲慢。こんなんネタバレしたって誰も怒らないよ、と思える程度に雑。明らかに「こっちが普通だろう」と思われるディレクターズ・カット版の終わらせ方についてパンフで言及してあって、ご丁寧に「2人の監督の想いは、確かにディレクターズ・カット版の方が強烈に表れているとは思うが、それでは娯楽映画として、カタルシスを得る観客は少ないだろう」て書いてて、まぁ、つまらん改変したなあ、と。
 
ところで、パンフレットの冒頭のバタフライ効果の説明があたしの知ってるのと全然違っててわけわかんないので、理系の人、誰か説明してー。

「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」
はじめの条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出すという、タイムパラドックスに関する言葉である。SFの範疇での理論であったが、現在は量子物理学分野での「ヒモ理論」(タイムワープの空間が理論的には発生可能とされる仮説)において真剣に論議されている。
バタフライ・エフェクト』パンフレットより