冒頭丸ごとシーンが公開されてる。全体通してだいたいこんな感じ。
シナリオはたいへんに雑というか取ってつけただけだし、見に行く人もそこはほぼ気にしてない。みんなが期待してる残酷格闘と、あとはシナリオの主人公ほぼほったらかしてサブゼロの圧倒的強者感と真田広之のスコーピオンを見せたいだけと割り切った作り。
昨今アベンジャーズやX-MENでの超能力バトルに慣れきってしまってると大体において能力の使い方に不満が出ると思うんですよ。もっと効率的に能力使えよって。もう少し踏み込んで言うと、そも能力あればもっとスマートに相手を瞬殺できるだろって。その不満が一気に解消されます。超常能力を出し惜しみなく人体破壊に使うし刃物はスパスパと人を刻むしすごいパワーはすごいパワーそのままに人体を潰します。これだよこれ、です。これ見ちゃったらアメコミヒーローのヌルい戦いに満足できなくなること請け合い。
そんで真田広之。真田広之がニンジャバトルをやるって決まった瞬間にそれ以外の全てを後回しにして真田広之の出番ばっかめちゃくちゃ増やした。そしてそれが圧倒的に正しいっていう。JAC時代を覚えてるオッサンオバサンのための真田広之映画でした。