メモ書きは人に見せた瞬間電波になると思う

 My妹はみのもんたの番組の健康情報をメモしまくる人でした(一方で、ときどきテレビに恐怖心を抱いてそのへんの布や服でモニターを覆う習性があり、外すと大変でした)が、あるとき、その健康メモを覗きみてしまったところ、びっしり書かれた文章のひと隅に「結婚してない医者はダメ←憐れみの心がない」と書いて丸がつけてありました。

 なんかこう、文面だけだと一部の人が言いそうな精神論っぽく見えなくもないのですが、そのときの俺は「他人のメモなんか見なければよかった」と思いました。

 あと、これは自分の経験で物を言いますが、メモ書いてるとき象限で情報分けてると内容がどんどん電波っぽくなります。これは「よっつめ」を思いつこうとしてく際に、自分の足元を崩してくからだと思います。一つ目を発見したときはそれを見知ったというだけに過ぎません。二つに分けてる間はその情報は他人事です。三つに分けると持論や人生論といった形で自分の物の見方の基盤になります。四つ目を見出し始めると自分の一部が食われ始めます。適当なところで切り離すといいと思いますが、切り離すと自分の一部も捨てることになるのでちょっと痛いかもしれません。この「四つ」をメモにどんどん書いていくといい感じにトリップできますので、暇な人は試してみてください。(この分類も「四つに分ける」だね)