同人ゲームの潮流

 正直舐めてた。なんかこー閑古鳥でろくに人が集まらなくて質疑応答もパッとしないイメージの会合のとこだったのに、えらい人数が溢れてた。さすが同人二次創作に首を突っ込んでる人たちはエネルギーが違う。

 話の趣旨としては、不透明なのに気がつけば商業ゲームに食い込みまくってる同人ゲームの世界にとにかく首を突っ込んでおかないとという前提での何か。

 今回は質問する人たちが大勢で質問できなかった。思いついたのは「マーケットを構成してる人たちの細かい内訳は?」だった。つまり、

・海外のインディーズ市場と国内の同人市場の差。
コミケに参加してる人と同人ショップに買いに来る人の購買層の差。
・アニメ・コミック主体の「オタク業界」とゲームに首を突っ込みに来る層とは丸ごと被るのか否か。
・オンライン環境とオフライン環境と年齢層男女層の関連。
・エロと非エロの具体的な客層の違い。
・ぶっちゃけ、秋葉原でバカやった奴って同人オタゲーの購買層の中心世代って言っていいの?

 細かく言えばキリが無い話いろいろ。飲みで聞き出せたのは

・海外のインディーズゲームのオンライン販売では40代女性の客が多く、FPS等のコアなゲームプレイヤーの層とは全く異なる。
・東方って、最初の紅魔境のヒットと、今のニコ動中心に見えるのとで、世代が完全に入れかわってるみたい。

 ぐらいで、つまりあまり詳しく聞けなかった。

 あとは他の感想でもツッコミがあったのだけど、竜騎士07の絵を「下手」「ひどい」というのを前提にして話を進めるのは、飲み会や軽い話題としてはいいけど講座の発表の枕として使うには雑かなぁ、と。「下手」というのは言いやすいし使いやすいんだけど。

 なので、僕も下手という言い方をしたこともあるから罪滅ぼしという意識もあり、アニメの「ひぐらし」のキャラデザの人が「デザインを弄ろうとして弄れなかった(それぐらい完成度が高い)」とインタビューで言ってたとか、そーゆー話を井上氏に注進してきた。来月の竜騎士07を呼んでの公開講座では絵柄の影響元とか絵についての質問が沢山でるといいなぁ、などと妄想。

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http://ruriko.denpa.org/200809c.html#2901
http://www.4gamer.net/games/042/G004287/20080928002/
http://heppoko-net.jp/blog/heppoko/2008/09/post_44.html