個人的には

 エバって元々イデオンをもう一回やろうネタ(イデオンがファーストインパクトで、そっから15年経ちましたていう楽屋ネタ)という説明をどっかの人から聞かされてたので、つまり「ガンダムの終わり」をガンダムを受け止めちゃった世代の人らが、トミノに代わって自分の手でもう1回やろうとしたんです、みたいな話だと思ってたんですけども。

 だからVの次にGでW、みたいな当時の流れと完全にシンクロしてるんだろうな、という漠然とした理解で。そゆのが、ロボットアニメオタクな人らのエバ語りの前提なんだろうな、と思ってたんだけども、意外とそーゆーわけでもないのかなぁ、と今さら気づいて。

 個人的には「エヴァを含めた新世代」というより「エヴァで一応締めくくられた旧世代」であって、エヴァからの連続で10年というのがどうにも理解できずにいて。そーゆー意味も含めて「ガンダムは世界系です」と書いたつもりなんですけども。でもとにかく壊すためには何か新しく作らないといけないのか、そのへんの「新しさ」が続いてるってことなのかな、とか。

 いやガンダムっぽいのを終わらせたからつって、今さら庶民を守る正義の味方になんて素直に戻れないじゃん、てな「アニメのテーマの積み重ねは不可逆という進歩史観」みたいのを、語りたがる人たち全員が抱えてるのかと思ってたのだが、そーゆーわけでもないのかもしれない、と。進歩史観丸ごと排除してしまえば全部ループしてしまって構わないわけだし。

 読みが浅すぎたという話。