がんそーどネタバレ

16話まで。かなり微妙な。

12話まではプラネテスを彷彿とさせる谷口アニメだった気がする。気の長い伏線、遠まわしな引用、真綿で首を絞めるような展開。1話のウェンディの「お嫁さん」発言が「わたしはアキトのお嫁さんになるの!」だと12話のキルビル鉤爪が登場した瞬間に気づいたときは鳥肌たった。

12話ラストでそれらが寄り合わさってクライマックスになったのはいいんだけど、13話でなんか脚本と作画がバラけてグダグダになり、なし崩しにいつものローテンション戻って16話まで迷走が続いてるような印象。確かに16話のウェンディの台詞で救われてるので、悪しき声優アニメとツッコミ入れられても仕方がない気がする。
「復讐モノ」としての伏線は全部使いきったように見えるけども、シリアス路線はこれで終わりで、後ははっちゃけていくのだろうか。13話を見る限りではハイテンションなノリは苦手そうに見えるのだが。

確変てのはよくわからん。今のところ一番スタンダードな桑島法子に見えるが、この先なにが待ってるんだろう。