劇場版AIR

TVOPと違うんだし無茶なショートカットしなくても3分ぐらい間を持たせられんか。(挨拶)
 
川崎チネチッタなんて自転車で5分の距離なんで、インフルエンザをオタに撒き散らすべくレイトショーの回を見に行きましたさ。
 
ネタバレいっくよー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
国崎往人や晴子とそれなりにコミュニケーションがとれてる観鈴ちんなんて観鈴ちんじゃない」とか「客受けのいい芸を見せる国崎往人なんか国崎往人じゃない」とか「国崎往人に妙に優しい晴子なんか晴子じゃない」とか「あんな巨大地方都市観鈴ちんの町じゃない」とか「ラブストーリーじゃなく母子ものにしろ」とか「パンフの第3稿バージョンにしろ」とか「あっさり海で遊んでるなんてAIRじゃない」とか「麻枝准の意図が以下略」とか言ってるやつは全員去れ。見に来るな。
 
感動がどうした。泣けるのがそんな上等か。お上手なゲーム構造なんざ糞食らえ。
俺が望むのは観鈴の笑顔であって、「原作の忠実な再現」でないのは当然のこと、ディスコミュニケーションとやらの描写でもなければ御涙頂戴の母子ものメロドラマでもなく、ましてや病気で苦しむ姿でもない。
 
俺たちは感謝する。自転車の荷台で国崎往人の背中に抱きつく観鈴を、並んでお弁当を食べる二人を、神社で二人きり雨宿りする観鈴を、銀杏の木の下でキスする二人を、恐竜柄の生地を抱えてはしゃぐ晴子と観鈴を、観鈴のために浴衣を縫う晴子を、俺たちに見せてくれたことを。
 
観鈴観鈴であることは全く外していなくて、その正しさに嫌になるんだけど。つうかラブストーリーって、俺どこでそんなけったいな感想拾ったんだろう?




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でもごめん。やっぱ1回目はいろいろ不意打ち食らうんで笑うと思います。不意打ち要素多いし。
観鈴ちん、ぴんち」ってそこで言うか、とか。
いや最早カラスでいる意味ないじゃん、まるきり九官鳥じゃん、とか。
トドメにクレジットも終わって席を立ったところで俺より3サイズぐらい身長も体重も上回ってそうな人が例の格好で歩いてるのに出くわした時点でアウトでした。ごめん観鈴ちん。俺は彼から出来うる限り離れようとして、劇場を最後まで出られませんでした。住んでるところから自転車で5分の圏内でそういう人のいる群れに混じってると知れ渡るのはどうか勘弁してください。(オチ)