クロ狙いで引くとこうなる

f:id:tdaidouji:20230812014611p:image
f:id:tdaidouji:20230812014704p:image
f:id:tdaidouji:20230812014539p:image
f:id:tdaidouji:20230812014631p:image
f:id:tdaidouji:20230812014551p:image
f:id:tdaidouji:20230812014648p:image

 

 

 

11x12連、132引いて新規鯖全員召喚、星5x5、星4x5、トドメとばかりのラスト2枚抜き。

星5すり抜けがバーサーカーなのも御愛嬌、のバサキャス宝具4。

クロ狙いなの見透かされてるのかトネリコ宝具5引いたのに対抗で来たのか……。

 

森みさき「転生前は男だったので逆ハーレムはお断りしております」(アーススターコミックス)

なろう小説コミカライズ。

顔の形がすごくいい。この角度が欲しかった。

描写の省略がよくてテンポよく進む。

タイトルから連想されるトランスセクシャルな話は全くなくて、単に美少女に生まれ変わって、なおかつ現代知識でファンタジー世界無双すると、周りの男が勝手に憧れてくれるけど自分は現代知識無双したいだけなので恋愛沙汰イベントで時間を取られないという話。

「陰の実力者になりたくて!」もそうだったけど、フィクション上の過剰な感情の衝突を忌避して微温的な交流で済ませるタイプがちょくちょくあり、正直こういうのが好み。フィクション供給過多な昨今、実写でもアニメでも怒鳴る叫ぶ高い頻度で重い感情が飛び交うのは疲れるので控えめにしてほしい人は多くなってるはずで、こういうローテンション路線が一定割合で供給されるのはありがたい。

漆原玖「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」

なろう小説のコミカライズ。アニメ化されるらしく、宣伝動画なんかも上がっている。

コミックしか読んでない。

大枠としては、無名のまま冒険者を引退した中年のおじさんが活躍しまくりモテまくり、という中年ハーレムジャンルに分類される。

が、コミックだとイケオジ度が嫌味なく描かれ、性的描写もほぼ一切なく、ゆったりした時間経過でのやり取りの空気感が非常に雰囲気良い。原作小説の原作者の人も自分で絵を描く人でイラストを上げてるが、やはり柔らかい雰囲気の絵柄なので原作の時点でそんな感じなんだと思う。

(なので、アニメのイケオジの声がちょっと色気ありすぎじゃね?声出すだけで雰囲気がガラっと変わったりしない?という余計な心配が……)

 

 

スーサイドスクワッド(1作目)

ここんとこ積みを消化するタイミングだったので見た。

聞きしに勝るというか、近年稀に見るというか、低予算映画の脚本がどんだけ酷くてもこうはならねえよというレベルで酷くて凄かった。

マーベルのユニバースで酷いというとエターナルズは大概酷いが、全然マシだったなと。

いや難しい素材なのはわかるよヒーロー物のユニバースの一部にしなきゃいけなくて、ジョーカーとかの殺人上等のヴィランを組み込まなきゃいけなくて、等々。

それにしても上から課せられたノルマまるわかりすぎだろというか、このシーン撮れと言われたから撮ったけどまとめる気ないから知らねって本当に虚無の心でフィルム糊付けで繋いだんだなと、こんなのはむしろ低予算だと起きないんだよなと、大作だからこそ生じるゴタゴタなんだなと。人気大作シリーズで上手く脚本まとめらんなくて強引に繋いじゃうってよくあるし、そこでアレ?っていうゴマカシが必ずと言っていいぐらい生じるものではあるんだけど、スーサイドスクワッドの登場メンツとしては1作目なのにそういうゴマカシをギュウギュウに詰め込んだ状態になっちゃうの、アメコミ原作ユニバース映画化の最悪の例を見事に形にしたなというか、人気原作の映像化という普遍的な呪いの煮こごりで、日本のアニメ業界で原作をどうアニメ化するか議論する立場にある人たちは、プロデューサー、スポンサー、監督、原作者といった立場の違いに関わりなく全員これ見て何が駄目なのかディスカッションしてから製作会議を始めるべきだと思いました。

ヴァチカンのエクソシスト

原題で見ると「教皇猊下エクソシスト」みたいなタイトル。

実在のエクソシストがモデルだがエンタメに振り切っていて事前情報仕入れずに見たのでビックリ。

ただ、驚きが先に来てしまうとその先があんまりない。ラノベ原作アニメ並みのジャンルもののエンタメだと意識して見に行った方が心構えが出来てて楽しめると思う。

パンフレットの解説的にも「女王陛下の007」だよ、という説明で、「わかってるよね?」感がすごい。

あと、いかにもシリーズで続きそうなんだけど、シリーズでやってくには、もうちょっとお約束的な楽しみが欲しいよねと思う。007ぽくやるなら、エクソシスト用アイテムをさも秘密兵器のごとく説明するシークエンスとかあっていいと思うし、対峙する悪魔がクリーチャー的に個性があったり怪奇現象にバリエーションの工夫があったり、というような。

あとベスパに手荷物全部積んでイタリアからスペインまで個人出張するとこがすごい良いんだけど、今作エンディングの流れ的にバディものにしてしまうと、そこんとこの良さがなくなっちゃわないか心配。バディもので続けるのと毎回一人で出かけていって現地で協力者と組むの、どっちがいいだろう?

個人的には、毎回面子が変わって、プロテスタント牧師と組んだりコプト教徒と組んだり、はては仏教僧侶や共産党党員と組んだりするのが見たいです(ムスリムとタッグを組めまでは言わない)。

 

霧崎秀征「甘辛義姉妹に挟まれてます」角川コミックスエース

しばらくぶりに、ほぼ何も全く評価ポイントが見つからない資源の無駄遣いだった。

もちろん、この内容で連載が持てて続刊が出てると言うことは作者の漫画以外の仕事はかなりの高評価なのだと思われる。オリジナル商業漫画が怪しいときは同人誌や漫画以外の画業に要注目。

展開面でいうと義姉妹とイチャイチャするという基本方針を守りすぎていて、義母に目もくれないのはどうかと思った。こういうのは誰かが記録しとくべきだと思うので、ここに書いておく。