最後に作中出演してるTARAKOさんへの弔辞がある。さすがに遺作はちびまる子ちゃんの収録だろうけど映画出演としてはやはりこれが最後かなと。実は先日のクラメルカガリのすぐ後に見たので、寺田農とTARAKOそれぞれへの弔辞を続けて見ることになってしまった。
映画の感想は特に何も思い浮かばなかった。前半だけだからというのもあるが、それ以上に、なんつうか２０世紀少年の今どきバージョンみたいな感じでフックはいっぱいあるんだけど引っかかってから引っ張られるかというと、うーん。
２０世紀少年にしても踏み込んだ批判みたいなとこにはけっして立入らず軽やかに舞ってる感じなんだけど、こっちもササクレ感は演出しつつ踏み込まない軽やかさが際立っていて、上手いんだろうなあと思うけど血は流さないっていうか。
何も書かなくてもいいのかなと思いつつ、しかしTARAKOさんへの追悼だけは言及しときたかったので。
