愚痴の続き

 ああもちろん、無借金経営してる側からすれば、中小企業モラトリアムとかは「リスクとって失敗したライバル会社を国が助けるとゆー理不尽なオチ」以外の何者でもありませぬ。価格競争で無茶な価格で仕事をとりにいって、んで自滅する以外の選択肢を思いつかなかった連中ばっかなわけです(IYグループとの取引で利幅が出てる業者なんて聞いたためしがない)が、零細の借金の支払猶予分なんて、買い叩く大手商社に流れて吸い取られるだけだろーなーと。

 つーことで、大企業叩き狙いのモラトリアムやるならいっそ「資本金比率100倍以上の納入先に対する企業間取引での支払猶予の縮減」やってみては。大手小売なんか平気で「支払サイトをあと30日伸ばすからね」とか勝手モラトリアムやってくるから、その逆。IYやイオンに即金で業者に支払わせてクソでかい腹から滞留資金吐き出させりゃ、そんだけ市場に出回る。

 それでどうなるか? ま、小売価格は多少は上昇するかもしれんが、小売間の競争圧力のほうが大きいから極端な価格上昇には繋がらないだろう。売り場委託(魚売り場や野菜売り場の一定面積を仲卸業者に全部任せる)率は増えるか。それで大手流通の販売力の空洞化が進めば、それはそれでオケー。

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 いちおう。大口消費先の支払いサイトが短くなると、例えば大手商社の資本力に対して、ゲリラ的な零細問屋・ブローカーが隙間に物をねじこみやすくなります。ブローカーの弱点は資金力の弱さだから、大口が即金で払ってくれるのが判ってれば個人の機動力がモノをいう機会が増える。わけあり品を格安で流す、とかがやりやすくなるので、支払いのために大手小売が利益を厚くとったとしても、価格上昇圧力を吸収できるはず。

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>?Fぶっちゃけ、セブンイレブンというかコンビニ業界自体が斜陽なんですけど、その最大手だけで飯は食べていけるんですか?知名度だけは抜群で低学歴の馬鹿からチヤホヤされてるみたいですけど、アメリカのセブンイレブンと間違いなく同じ運命をたどりますよね?
>A.アメリカとの大きな違いは【将軍様】が日本にいることです。
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 ごめん笑っちゃった。あーでも本当にこうだよ。冗談じゃなく「怪鳥が○○とおっしゃっておられます。感謝してください」みたいな台詞言うんだぜ。