同時とか

 エロの話。

 中抜きじゃないエロが可能な枠組みって気楽に言うがそんな無茶なと。どこぞのインタビューでのどこぞの虚淵氏のエロに対する言及が、ちょっと安易に見えたってのもあり。

>「加法的な幸せ」というものを徹底的に描いてみたかった、ということもあります。これは、「おいしい物を食べると幸せ。たくさん食べるとたくさん幸せ」というような幸福観のことです。
>胃の容量には限界があるので食べ物ではなかなか難しいですが、抽象的概念である幸せなら可能なはずです。
>それを徹底してみるとどんなに幸せだろうか――このことがテーマと言えるかも知れません。
http://www.sofmap.com/tenpo/event/5000049.htm#20020621

 ドラマの(「物語」の)入り込む余地のない「加法的な幸せ」を一貫して実際に書き続けているのはトノイケダイスケや「抜きゲ」のライターたちであり。上の人についての、そーゆー評価は残念ながら聞いたことがない。ライターが理性的すぎてそっちに向いてないという言い方も可能だけど、全体構成を含めた文章の組み立て方、言葉の質の問題が立ちふさがってるんじゃないか、そう思い続けてる。もうちょっと言うと、キャラクターをキャラクターとして立てていくことへの疑念。キャラを立てていくことは言葉を立てていくことの代用というか大雑把なやり方なので。

 RPGを現役でやってた頃からエルフが昔から苦手で。ファンタジー世界の耳が長いほうのエルフ。なんせ人間じゃないでしょ。ガチ保守の男尊女卑な俺としてはエルフのお姫様を陵辱することに価値を見出す思考の正体が知りたいとはいつも思ってて。

 で、普通の人間の女性に対して興奮するのが異常なんじゃないかと。