ゲームの悪影響論を大塚英志が述べてるという話

こないだid:tdaidouji:20060701#p1とりあげたゲームメディア影響論の関連の記事で。

三つ目の点。アメリカがベトナム戦争時に備えて行なったオペラント条件付けの訓練の話は本当であると思われる。この話は最近富野由悠季大塚英志があちこちで言っていることだが、ゲームの中で人型のオブジェクトを撃ったり刺したりすることがオペラント条件付けと同様の効果を与える可能性を考えることはかなり蓋然性の高い議論として考えられると思う。大塚によればゲーム業界の倫理規定なんて「人間じゃなくてゾンビだから」などという詭弁で実質的に人殺しのゲームを通過させた程度の「規制」である。これもゲームが直接的に影響するわけではないが、少なくとも「人を殺しやすくさせることの片棒を担いでいる」可能性はある。
http://d.hatena.ne.jp/mushimori/20060701

あー、知らなかったけど、やっぱ言ってるんだ。いかにも言いそうだよな。



昔、(ガンダムパロでデビューした)ゆうきまさみの短編でさ、日本が平和運動一色に染まってて暴力的な描写は全て検閲されてて、海外から逆輸入した戦闘シーンのカットされてないマクロスを隠れて見る(で、見つかってビデオテープを壊されたりする)、て話があったんだけど。
そのまま過ぎてギャグにすらならないなあ。
つか、素朴に言って、銃を持つのが違法の国で銃を撃つ訓練したって即犯罪に直結したりしねえだろ。アメリカのほうだって銃を規制すりゃいいだろ、て意見が常にあるじゃん。
どっちかつーと、エロ漫画信じて本当に妹を襲う可能性のほうを先に心配すべきでないかと思うが。