『夜のとばりの物語』

例によって例のごとくジブリが潤沢な資金で海外の良質アニメを買いあさって全国のTSUTAYAにくまなく配ってくれるサービス。ジブリは終わコンと思ってる人もとりあえずジブリの海外輸入物だけは見といたほうがいいシリーズの最新でございます。
一方で影絵アニメの粋を極め、一方でデジタル彩色アニメの極限を見せてくれた監督さんが現代のデジタル3D技術で影絵芝居をやるということで、今の3D映画自体がいつまで作られ続けるのかよくわからないし自宅で3D映像を見るのもまずないだろうことを考えますと、2000円を払ってでも見れる人は見に行っとけと述べさせていただく。
てゆか、濃淡の変わらない影と影が立体視の技術でもって重ならずに輪郭が見えるとゆー未体験世界も凄いと思いますが、単純に3D映画として本作が映像として最も洗練されてると思いました。
いや坂本真綾が出てるから見てるってのは確かにそうなんだけどさ。ジブリが声優業界の声優使ってるという意味でもぜひに。