あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

 ここんとこ、自宅でのアニメの視聴方法は、

1.居間でブルーレイ録画
2.居間でCMカット編集してBDにダビング
3.自室のPS3+ブラウン管TV(4:3)+アンプ5.1ch環境で視聴

 とゆーまわりくどい手順を踏んでまして。4:3なのは中古ゲーを狭いスペースで精一杯楽しみたいからです。

 ところでゲームって、基本的に画面の全てに意識を配るものじゃなくて、特定の箇所に対しとりたてて意識を集中するものなので(ノベル系のゲームにしても、文字を読むときは文字を読む意識に切り替わるし、キャラクターの顔を見つめるときはキャラクターに集中する。一気に視界に入れてまとめて見るものでは、そもそもない)、だから何十時間もぶっ続けでモニター眺めてられると思うんですよね。視聴者が「プレイヤー」であること、ゲームプレイが人為であることが自明なのがゲームというものなので、「人間にとって自然な視界」を擬製する必要はない(というかモニターから得られる視覚は、ゲームという行為のうちのパーツの一部でしかない位置づけ)。てなことを、前に、縦長シューティングとか人間の視界からいってアリエネーとゆってる人をみて、思った。

 さておき、そんなんで、液晶画面よりも色調抑えめ、んで微妙に左右カット。デジタルな画像が液晶画面で表示されることを意識して作られてんだろう、ここんとこのビビッドさを強調した色使いや淡い色使いの錯綜する新作アニメ群を見ても、そっち方向ではあまり楽しめないのかな? と最近気になり出しました。てのは、このアニメ、たぶん意識的に背景とキャラクターの描き方を極端に振ってるんだろうし。