コカコーラ型、の考え方の根拠

>歴史的に、米国でつくられた事業プラットフォームには1つの特徴がある。土台ができた後は、それで収益が上がる限り、上にどのようなものが乗っても構わないという考え方だ。その過程で様々なトラブルやイノベーションを生み出しながら、商品の性格が一定の方向へと収れんしていく。
http://it.nikkei.co.jp/digital/column/gamescramble.aspx?n=MMITew000015012010

 ちょっと引っ掛けとく。

 マクドナルドの創業者いわく、マクドナルドは不動産業が本業なんだそうだ。つっても、不動産屋を別に経営しているというわけではなく、マクドナルドの店舗展開そのものが、「不動産価値が上がった段階で売り捌く・賃貸する」のを収益の基本に置く。

 いや、それ自体は資産価値と投資の考え方の一端には必要なものなのだけども。

 いわゆる、フロンティア開拓、というのと、マクドナルドという「アメリカ文化の輸出の代表選手です」の組み合わせに加えて「マクドナルドの本業は不動産業」という言い方をトッピングする。んでさらに、直営店舗を一定期間の後でフランチャイズ形態に変更(商品販売の売上はFCオーナーの取り分にして、店舗の賃貸とロイヤリティだけの収益に移行するhttp://www.ryutsuu.biz/strategy/b110408.html)するのがそもそもアメリカ本部の基本的な展開路線、とゆー話につなげる。

 商売の形態の、考え方の根っこに共通するもの。その分岐点。