ついき

>キャンペーンとかで集中的に売り込みかけたい商品があったときに、本部が廃棄分について損失補填してくれる制度があるんだけど、セブンはこの支援の金額が他チェーンと比較して相当に大きい。

 もうとっくになくなってる。製造元欠品時補償はあるけど、かなり細かく、補償対象にならないものも多い。

 あと、わりと基本的に。

「客のことだけに特化する」のは、営業マンならともかく、流通業としてはおかしい。

 考え方とか哲学とかいうレベルの話になるやもしれんが。

 売る人と買う人というのは、作る人と使う人の間を縫ってつなげるもので。仕入れの利、というのは、仕入先の事情も考えることで。

 そこ、本来、人と人を繋げるための、相互交流のための仕掛けのはずだ。

 コミケを見ればいい。売りたい人がいて、買いたい人がいる。それと何も変わらない。

 あっちは趣味でこっちは仕事、ですか? 趣味と仕事、で峻別なんてするほうが異常だ。「仕事」を厳格に厳密に純化したいという思惑は、雇うこっちの理屈ではあるが、そうあって欲しいという雇用側の要望でしかない。

 全部、好きに決めればいい。何も決まってることなんてない。

 あるのは、それぞれの変えられない環境だけだ。コンビニのオーナーにしかなれない人、てのもいるだろう。職業選択に自由なんてそうそうはない。

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 確認。まず開店資金をとられ。んで日販30万という最低の売上、荒利3割チャージ50%として1年で、
・300,000x0.3x0.5x365=16,425,000
 本部に千六百万円の利益。5年で8千万円。本部持ちプレハブ店舗程度だったら元がとれる。(日販20万を切る店も地方だと時々あるそうだが、そんなだったら土地代も安いだろうから投資の効率としてはさほど変わらないといえる)
 数撃って当たればラッキーだし、外れても、日本で一番問題となる人件費の問題を請け負わなくて済むし、売れ残った損失も負わない。契約期間未満で廃業するとなると違約金請求。リスクよりリターンのほうが圧倒的に大きい。現状、飽和だろうがなんだろうが出せる限界まで出したほうがいい。

 あと、コンビニ本部が今後対決するのは、キリンサントリー合併したような食品製造業大手だろう。その対策もあってのPB戦略だし。