妹が「お嫁さんになりたい」と言ったらしく。
川澄舞や沢渡真琴の心情を読み取るのが得意なギャルゲーマーの皆さん攻略してみませんか。ぜひ。いたる絵じゃないからデッサンも狂ってないよ。
おいといて。
それを聞いた母が「将来の生活設計に不安があってそういう話をしだしたと思うの」と相続の話を切り出したときは「いや、プロテスタントの神様に引っ掛かった次はアイドルグループに引っ掛かるあなたの娘は、単に精神的支柱としての誰かを求めてるんだと思いますよ」とツッコミを入れずにはいられなかったのだが。
中年のヒッキー娘を持った親てのは大変だなと思いつつ、さすがは母、男を生計の道具としかみなしてないんだなぁ、というのが大層面白かった。もっとも、妹も「教会の信仰仲間から相手を探したら」と母に振られたら「貧乏人が多いからイヤ」と打算きわまりない返答をしたらしく。
社会から差別されてる女性というのは生きるのにも心を支えるのにも大変ですねえ、と。
///
で。そんな中、弟と電話中に、
「兄さん」
と呼ばれる。多分、初めて。
あまりに嬉しくて、その場でグルグルとステップを踏んでしまった。そうか、家族って、こんなにステキなものだったのか、と思った。