海のはなし

 エロゲて「ゲーム的」な「ルールを遵守してはみ出さない」視点、つまるところ飛躍の許されない視野の狭さを競って積み上げてったものだし、その中でクローズアップされてきたライターだったので、そこは厳しい要求だなー。今はそのへん全く検証しないまま、どんどんアバウトになっちゃってるけど。

 映画のような(つまりカメラで撮影したような)映像を導入するとしたら、やっぱりAVGやビジュアルノベルの頃に手に入れた手法や形式は全部捨てるの前提でないと、あとはもう腐る一方だしなぁ。今も既にいろいろ腐ってるしなぁ。

>わざわざ面白そうな風景を探して撮っているようなノリがどうも鼻について仕方ない。AIRは違うだろ、と思う。
http://d.hatena.ne.jp/imaki/20050401

 こういう偏屈な態度はどっから来たのか、という。

 ビジュアルノベルのゲームプレイヤーというのは、どこぞの映画評論家に忌み嫌われるところのTVのリポーターの差し出すマイクですので。あるいはイデオロギー性の体現とか、なんかそーゆー不毛で生産性のないものです。

 不毛さとか生産性のなさとか面白くないとか、なんかそーゆーものに従事することを追っかけたはずなんだけども。少なくとも俺は面白さはマンガや映画や小説に任せとけばいいや、「面白い」以外のものを見つけに行こうぜ、ぐらいの。

 まぁ、受け入れられないのは承知で。