いんたーみっしょん

 葉原鉄『どきどきクラブボックス』(二次元ドリーム文庫)がやたら安定感があったので検索したら「システリック深海」の人だった。その前に読んだ同じ人の『リトルプリンセス 幼貌の高飛車姫』より構成も文章も年季入ったプロ感が溢れてるとゆーかカッチリ面白さを掴んでた気がするのはジャンルの差か素直に年季の差か。エロについては使えるレベルは確保してる分フェチな描写とは言えないけど、普通に文章でこんだけ笑えたらまぁ別にいいかと思う。

 面白かった感想。

>これまでの2次元ドリーム文庫にはそういう葛藤があったわけである。でも僕はそれをしょうがないものだと思っていた。それはハーレムエンドの宿命なのだと諦めていた。フランス書院美少女文庫では、たまにハーレムエンドのものもあるが基本的にラスト性交はヒロインひとりとのものであり、これはこれで完結してはいるのだが、しかし2次元ドリーム文庫をいちど読んでしまうと、人数から来る迫力にもどうしても欠けるし、シャノマトペもないしで、どうも美少女文庫は物足りなく感じてしまうのである。
>そんな八方塞がりの停滞を打開したのが、そう「どきどきクラブボックス」なのである。
http://pee2mur2.exblog.jp/7060625/