ふぅん

 団塊ジュニアど真ん中、なんだけども。

・町内子ども会の映画鑑賞で、ナウシカを見に行かずに「少年ケニア」を選択した。
ガンダム教に入らなかった。
あだち充に入らなかった。
・ジャンプを読まずにファンロードだけ読んでた。
・定期購読は「他の人が誰も読んでないので」ノーラを選択した。
高橋留美子は「らんま1/2」から。
押井守なんてパトレイバーの監督てことしか知らない。
・大学を卒業するまで、コミケに行った事はない。
SF大会は女の先輩の色香に惑わされて行きました横浜大会。
ファミコンを買ってもらえず、親をだまくらかして買ってもらったPC88でマイト&マジックをシコシコとプレイ。
・てゆか、ゲームは友達の家に押しかけてプレイするもの。
エヴァは、ロボットも作画も、どうでもよかった、というかネットに接続して、2年経っても3年経ってもまだエヴァ議論してる人たちを見て「あ〜あ、バカみたいだなぁ」と、つい書き込んでから僕の人生が狂ったんだと信じたい。
・まあつまり、いつまでもどこまでも「マニアやらオタクやら、なんかそーゆーのになって友達つくりたい」が目標だった気がする。言うまでもないが、達成されない。
・女性不信の原因のひとつは川崎BE有隣堂の女性店員。やおい系コミックを予約しようとしたら、エロ系と勘違いして「うちはそんなの扱ってませんから!」と店頭で言われ、あげくに当のBL本は後日キッチリと同店に平積みされていた。このことは何度でも書くぞ、畜生。ちなみに桜桃書房だった。
・前に「ムーンライト伝説カゴメカゴメされた」話を書いたのが妙に受けたが、そんなのは某SF研の日常です。つーか10年前から目の前の男性会員の受け攻めを日常話題にするようなサークルでしたから。

 総合すると、「どこかに僕が同調できる理想のオタク世界みたいのがある」と信じてたら、そんなのは何処にもなくて、いつもどこでも「祭り」の外で祭りを指をくわえて眺めつづけて30年、コンテンツを蕩尽したこともクリエイターを気取ったことも青春を青春として過ごしたこともなかった、という話。

 30過ぎて、今木さんや薫さんあたりにベタベタくっついてから青春が始まりました、みたいな。まぁ素敵なお話。中年でも夢はもてるぞ!