塵骸魔京あらかたネタバレ 5

 呪文の使い方。

 リズムが日本語じゃないのね。シナリオライターが海法氏(懐かしいなあエヴァ掲示板)だと知ったので。翻訳文体系列というか、分かりやすく575に整えたり文語にしたりせずに、口語でキチンと意味のある呪文を作って書いてる。元ネタのRPGの世界観は読んでないけど、呪文はみんなこんな感じなんだろうか。

 主人公のオリジナル呪文が英語でのコードとか、奈須きのこと同じでRPGゲーマーらしいなぁ、とか思ったり。これはFateのパクリというより、出自が同じってことよね。

 個人的にはオリジナル設定の説明に足をとられるFateよりか、きちんと「ちゃんと読めば無学な僕にでもわかる」呪文でもって魔法を使うのは好ましい。けども、速度が犠牲になるというか、アニメ映像のリズムでの戦闘にならない。そんでレビューで辛口評価なの見ると、バトルはアニメ・映画準拠でなきゃダメなんだな。まあ実際、自分でもシスマゲドンのバトルが面白いと感じるクチだし。

 戦闘描写は難しいねえ。