続き2

 だから。
ttp://d.hatena.ne.jp/Su-37/20060609
にて、幼馴染のシナリオの感想に「世界を革命する力を」と冠しているのは必然で。世界を作り変えるところまで行かないと幼馴染とは結ばれ得ない矛盾を抱え込み続けるのがノベルエロゲーであり、その変革の志向は形のないスピリチュアルな未来ではなく、過去へ、既にそこにあるものへと向かう。

 だから。
 ロケットを飛ばすでもなく、ただ幼馴染と懐かしい思い出の場所に留まり結ばれる、ただそれだけのお話のエピローグタイトルは「星の海へと」。