どうぶつのおいしゃさん

http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=473384&log=20061022
の、続き。

以下、エロゲーレビューみたいな文章です。

『ネコっかわいがり! 〜クレインイヌネコ病院診察中〜』
13cm 2006年2月

ネタバレ文です。

2006年は「人間と動物」のお題を巡るお話が幾つか発売されました。それは東浩紀動物化するポストモダン』の第2弾が発売されるのを期待して、ではなく、もちろん『動ポモ』が現代の若者に受けるテーマだからなわけでもなく、おそらく「戌年だから犬物を作ろう」という企画の立て方だったのでしょう。ヒロイン的には猫耳娘しか出てこない本作ですが、タイトルにイヌを付け加え男性主人公がネコではなくイヌである必然性があまりない。

さて、エロゲー通販サイトでの紹介を眺めると、

「もう!ことあるごとに発情しちゃうHなネコミミ患者たちを飛び切り大きくてカタ〜い肉のお注射で、治療しちゃおうっていうのがこの『ネコっかわいがり!クレインイヌネコ病院診察中』だ!
発情期真っ最中で、身体や心に不調を覚えちゃうくらいに、モヤモヤを溜め込んだ患者達がやってくるのが、ここクレイン診療所。そこには現在、緊急にエロ〜なお手当てが必要な5人の発情患者と、これまたかわいいちっちゃな女医さんが集まっているぞ。そしてそしてあなたに成り代わって、アレを入れたり、コレを出したり、治療の限りを尽くす(笑)のは、診療所の助手として働くジャック。でっかいイヌミミ男ジャックの得意な治療法は大量の精 液パックと、大迫力のワンワンスタイル! これで患者さんも、あなたも大満足ッ!! 適切な治療をジャックに指示するはずの女医さんも思わずムラムラ!?」

あるいは

「13cmの最新作は、性欲を持て余している発情期のネコミミっ娘たちをエッチで鎮めてあげるという、何ともストレートなシチュエーションが満載の純愛AVGネコっかわいがり! -クレインイヌネコ病院診療中-』。診療所を舞台に、長身のイヌミミ主人公が小柄で華奢なネコミミっ娘たちを優しく激しく治療しちゃうぞ。」

となっています。
おそらくこの「何ともストレートなシチュエーション」が企画のスタートラインだったのでしょう。
ですが、うつろあくたや元長柾木が関わっていたからでしょうか。この方向性がちょっとばかり煮詰まります。