続き

ということで、長門のコメントによると第9回が「変化の始まり」となってます。えーと。「消失」のエピソードの前日とかそーゆーオチですか。2枚目のカーディガンはそーゆー伏線として読めと言いたいんですか。やらしいなぁ。
む、脱線。

あーえー、基本的には石原総監督の手がけてる担当部分は嫌いよ。特にOPさいあく。だけど、なにしろ総監督なんで、結局のところ全体的にもあまり好きじゃない。
また脱線。

そうじゃなくて、もうちょっと好きになるために、TV放映の9話、11話、12話、14話を並列な結末として扱いたい。
なので、9話の「変化の始まり」の変化は、前半から後半に移行する際の、構成の変化として捉えよう。

9話は通常時間で並べ替えた際に最後に来るエピソード。1話と同様、原作から持ってきた12話分とも対比され、通常時間的にみれば連続しているけど内容的にみて抽象的な時間で、全体の時系列から外れている。本編がササだとすれば1話と9話はザマニ。TV版AIRの2話でいえば小川で遊ぶシーンのアレ。
11話は原作から持ってきたエピソードのうち、通常時間的にラストに来る。
12話は恋愛もの、ボーイ・ミーツ・ガール的な展開としての最終話。(アニメ版作成の全体基本方針に沿った最終話?)
14話はTVシリーズ全体としての最終話。

自分の脳内展開を順番に追ってくと、2話のイントロとOP見て愕然とし、3〜4話目あたりでTVシリーズはどうやらキョンハルヒが惹かれあってく恋愛話をシリーズ全体の展開主軸にしたいらしいと見当がついたんで、学園祭のライブを通常時間軸のラストに持ってくると思ってたのね。それが9話で冬の話のオリジナルエピソードを持ってきたんで、予想が外れた。それで、理由をいろいろ考えたのが某BDとの比較の話に繋がる。
で、キョンハルヒの関係進展的にもSOS団の面子のイベント的にも取り上げるとは予想してなかった(長門ばっかり突出する)11話が来たんで、ああ、これは本格的に並列エンディング説を考えるべきか、と。