レス 21:06 みゃーこ

間違ってないんですけど、いくつかパターンが考えられて、どうも
「普段」「特定の相手」の解釈の幅が大きいようです。
ツンデレは物語内だけの概念ですので、
「普段は一般的な社交性の持ち主、主人公に対してのみ当初は辛くあたるが、後に態度が軟化すると主人公に対しても親しく接するようになる」
のと
「普段は誰に対してもキツくあたる性格で、主人公と打ち解けるにつれ主人公に対してのみ親しく接するようになる」
のと、どう違うのか。
「ツンツン」がコミュニティ構成員への態度なのか特定個人への態度なのか、
「デレデレ」がコミュニティ構成員への態度なのか特定個人への態度なのか。
コミュニティの内訳にしたって「目下の相手の面倒をみずにいられない」「頼れるオニイチャンズに甘えまくり」「友達となったらどこまでも相談にのる」などの違いもありますし。

主人公の視点からはどれでも変わらない(特定条件で態度が変化する)わけですが、そう呼ばれる対象の人の性格設定としては、単純に捉えるなら、かなり幅があるように見受けられます。
そうすると「彼女はツンデレキャラである」「彼女はツンデレキャラを演じさせると上手い」という言い方に、どこまで実効性があるのかが不明瞭になってきやしないか。

そうすると、キツさ表現に重点を置くのか、心を許している演技に重点を置くのか、態度変化のポイント見極めの技術に重点を置くのか、という点にツンデレ観の相違が収束されてくるんじゃないかしら、そしてもし最後の「態度変化の見極め」を重視した場合、それはキャラクターの心理把握の技術っていう話になってきやしないか。

疑問点をあげていくと、そんな感じです。