2006-06-30から1日間の記事一覧

どうしてディックや神林長平やツツイの類を

読んで語る小説読みの人たちがエロゲーシナリオを語りだすと超保守なことを言い出すんだろう。「ひぐらしのなく頃に」のミステリじゃない批判にしてもそう。アンチミステリて呼ばれる小説て、帯や紹介文でアンチミステリって紹介されてないと受け入れられな…

神林長平『猶予の月』早川JA

直球ど真ん中でSFだった。 姉と妹は全然違うものだと思い知らされる。つか姉すげえ。 「神は死んだ」じゃないところがこう、凄えと。神でも悪魔でも他人でも母でも妹でもありえなくて、姉である。「月はいつもそこにある」ですらない。 これは、エロゲーだと…

つよきす

祈先生とラブラブエンド。 かなり好み。アクセルとブレーキの使い分けが良いというか、全体を戦略的に構成してることが見て取れる。 誰ともくっつかないエンド。 このへんは基本に忠実だけど、捻りが足りないとも言える。お題との兼ね合いの意味も含めて、現…