反発。

しらんうちにリンクされてたようである。しかもまあ、ひどい。

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.g.hatena.ne.jp/highcampus/20111116/1321427654

このへんについては、

http://togetter.com/li/221198

とか書いた。

ざっくりいえば、「テキスト」だの「物語」だの分離して、あれは別、ゲームじゃないしシステムじゃないし、そんなのばっかなのは嘆くべき状況だし、というのは、やめたほうがいい、ということである。具体的には、「STGの演出史と『メタルスラッグ』シリーズ批評史」とか、もってくる意味と方向性が見当違いにすぎる。そんなもん「俺はこっちのほうが好きだ」とゆってるだけで、なんの交流にもならない。

はっきり、「なんか、もっと、できたんじゃないか」は、制作者サイドやゲームで青春した奴のロマンチシズムである。そんなこと言ってるうちは、なんもできぬ。つうか、ケチつけてるだけの煽りです。

>「おっと、補足し忘れていたけれど、アダルトゲーム(エロゲ)関連で、あの話題について多く呟いた理由として、別に現状の読み方に対して底浅いお! 悪いお! という意味じゃない」

とか、煽りの常套句だよね。

ゲー夢エリア51の同人誌ですか、読みましたが、何か? Digraの年会費払って会誌読んでますが(つまんない記事多いけど)、何か? とでも、返事して欲しいのかな。

 これだけ書いて放置しても相手と同レベルなので、指針として提示しておくと、「(コンシューマーゲームやゲーセンのゲームを全て含めて)コンピューターゲームって、本当にゲームなのかな、ホイジンガをはじめとした思想家や言論者やコンピューターゲームが出現する前の一般の人々の言うゲームとコンピューターゲームは異なるものなんじゃないかな」という、自分自身の足下を疑う、という最低限のことは、やっとくべきだ。

 たとえば、現実世界のサッカー競技と、エロゲのAVGを両極において、で、まんなかに、メタルスラッグでもなんでもいいぜ、コンシューマーの何かを置いたとしよう。いったい、どっちに近いか?

 自分が子どもの頃から「それ」をゲームだと思ってるからって、それを思考の基準にしていいわけじゃないよ。

追記。
もう一つ、大事なのは、コンピューターゲーム文化の「負の側面」も、批評する側がきっちり取り込んでいかなきゃダメだよ、ということである。なんつうか「僕らの愛したゲームは、ゲーム文化は、こんなに素晴らしかった!」という話ばっかだから先が続かないんだと思っていて、ゲーム脳て言われちゃったよとか、目がショボショボするとか、ゲームを「原作に忠実にアニメ化」するとショボい話になりがちとか、本を読む時間が減って学力低下するよねとか、そゆのも飲み込んで包括して書かなかったら嘘だろう、と。