クラナドねえ。

AIRと切り離して考えるのがまあ普通なんだけども、AIRの後に作ったらこうなるよな、ていう納得感があるのも確かなわけです。行ったり来たりジグザクに錯綜してるけど、やってることは基本的に同じだからさ。

だからAIRを評価してCLANNAD評価しない、あるいはAIRは嫌いだがCLANNADは好き、ていうのは、よくわからない。前衛性てのは行き先を間違えることも前後行ったり来たりすることも含めて前衛性だと思うし、もちろん、その中から好みの方向性を称揚するのはアリだとは思うのだが、揺り返しのようなバランス調整は否定すべきではなかろうと思うのだ。(前衛性を価値あるものとして評価したいというのなら)

だーまえ教徒が信奉すべきは存在論であって他者論ではなかろう。だって他者なんてどこにもいないじゃん。AIRには観鈴一人しかいない。春子も往人もプレイヤーも置いてけぼりだ。

いかん、落ちてた。もう寝よう。

2006年12月26日06:15 みゃーこ

寝ながらだけあって唐突な展開ですた。車の中で聴いてた放送大学の中身(シェーラーとかレヴィナスとかそんなん)がそのまま入ってるな。

うん、だから、強烈な合理精神の下でAIRを認めるなら、観鈴を神様とした宗教に入信するしかないんですよ。そこで麻枝経にスライドするのは三位一体と同じくらい浮世の事情に流されてると思うし、浮世の事情をそこまで勘案するんだったら、そんなん合理精神じゃないし。

その埋まらないズレこそが人を前進させるというのなら、AIRも観鈴もその前進のために/結果として切り捨てられなければならないのであって、そこに生じた空白の中心をそのまま放置しておけるのであれば、それは、それこそ「美少女天皇」とその放置だよな。

いかん、どんどんヘンな方向に。

2006年12月27日21:37 みゃーこ

向こうにコメント書きこみしようとして失敗した。


2006年12月28日07:59 みゃーこ

えー。

ONEの男女裏返し>Kanon
Kanonのシナリオ分岐構造の裏返し>AIR
AIRの構造的裏返し>CLANNAD

ね。