DiGRA前回の例会発表

の記事は以下。
http://www.rbbtoday.com/news/20060703/31951.html
関連。
http://d.hatena.ne.jp/kenjiito/20060703
メインは研究の包括的な話。このあたりの既存の学問からアプローチすると特に有効でしょう、といった示唆など。
あと、馬場先生の話は図書館情報学みたいのの、要するに情報整理そのものの困難さの基本的な説明をしてた。うちらの関連では、前にサークルクラなんたらの話でもちょっとだけ指摘されてたけど、インデックス付けが情報の整理の方向性を規定して、最終的にはその研究の結論まで規定する。一方で、インデックスを増やしすぎるとインデックスの意味がなくなる。グーグルのロボット検索と人力検索の話で出てくる、一方での検索性の高さは別の方向での検索性を阻害する、みたいな話の延長な。
ゲーム研究は学問として立ち上がってないから整理の方向すら不分明だし、それと同じ話で、開発の現場では学問の側が欲しい情報がゴミとして処分される。
卑近にするなら、キャラクターなり萌えなりが、インデックスとしてどの範囲まで有効なのか、て話。